【BLOOD】TBの血に母系がスピード補強◎オウケンムーン

2018.4.14 12:21

★皐月賞

 桜花賞は人気3頭で決着したが、2歳チャンプがいない牡馬1冠目はどうなるのか。朝日杯FS2着馬や弥生賞2着馬あたりが人気となりそうだが、果たしてそんなにすんなりでいいのか。疑問を呈しておく。

 ワグネリアンは△△。前で引っ張るダノンプレミアムがいれば、必然的に前がかりになり、差し脚が生きる形になりそうとの思いがあったが、この馬が人気なら展開はまた異なる。多頭数の中山で勝ち切れるかは疑問だ。

 ステルヴィオは△。先週、桜花賞馬を出した父だが、あの馬は母がエリザベス女王杯馬。ロードカナロア自身の距離の可能性は未知数だが、現状で長距離タイプは少ない。まして母父がファルブラヴ。9F2勝とはいえ、1F延長はどうか。

 ◎はオウケンムーン。近年のトレンドの共同通信杯からの直行馬。父オウケンブルースリは元をたどればトニービン系で、中山で喜んで買っていいものかという思いが頭をもたげるが、少ない産駒のなかから重賞勝ち馬を出す種牡馬は、一子相伝的にその産駒が思ったよりも強い場合が多い。同じTB系でミラクルアドマイヤがカンパニーを出したのに似る。

 ブルースリの子にしては速い上がりの脚も使えるし、当該舞台でVがあるのも強み。母父エリシオと合わせるとローカルの2600メートルが向きそうだが、その父フェアリーキングや母母父のストームバードがスピードを補強しているとみたい。

 相手はキタノコマンドール。デニムアンドルビーの全弟で、多数の活躍馬を出す名牝トゥザヴィクトリーと同じ一族。鞍上も皐月賞に強いミルコと強力だが、名付け親など外野がちょっと騒がしすぎるのが気になって一枚狙いを下げた。

 ▲にはジャンダルム。サドラー系種牡馬に母はスプリント女王。こういう配合の馬は怖い。(夕刊フジ)

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