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2018.3.14 05:01

【矢作芳人調教師 信は力なり】「検疫厩舎」改善が急務(2/2ページ)

矢作芳人調教師

矢作芳人調教師【拡大】

 先日、大井競馬の調教師と食事をしたときに「今開催が終わったら◯頭入れ替える」と話しているのを聞いてとても羨(うらや)ましく思った。そう、大井を含めた大多数の地方競馬場には検疫というシステムそのものが存在しないのだ。馬の個体鑑別がICチップになり、さまざまな検査が簡素化された今となっては以前ほど検疫の必要性を感じない。競馬番組の充実と競馬のさらなる発展のため、この問題の改善は急を要すると考える。

 13日の午後から当厩舎リアルスティールを含むドバイ国際競走出走予定馬が検疫厩舎に移動した。こちらは前述の検疫厩舎とは全く別の海外遠征のための国際検疫厩舎である。これから約1週間の検疫期間は他馬とは別の時間帯に調教を行い、20日に出国の予定だ。とにかく全馬無事に出走できることを願っている。 (JRA調教師)