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2018.3.14 05:01

【矢作芳人調教師 信は力なり】「検疫厩舎」改善が急務(1/2ページ)

矢作芳人調教師

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 それにしても検疫が取れない。検疫とは育成、放牧先の牧場からトレセンに入厩する際に必要な検疫厩舎のことで、検疫が取れなければ馬を厩舎に入れることができない。社台ファームの吉田照哉代表が他の媒体で美浦の検疫事情の厳しさと改善の必要性について述べておられたが、栗東でも慢性的に厳しい状況が長期間続いている。

 馬の入れ替えができないと調子の良い馬を出走させたいレースに使えない、調子の悪い馬やけがをした馬が放牧に出られないという悪循環に陥る。馬主、ファン、JRA、厩舎、誰も得をしない。また新規厩舎の16馬房から最大の30馬房まで検疫を取れる数は同じという一般の社会では考えられない摩訶(まか)不思議なルールにより、努力して成果を挙げ、馬房数を増やした厩舎ほど苦しい状況にある。

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