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2018.2.21 05:10

最後まで華あるフトシ…水戸、盟友・小島太師語る(3/4ページ)

70歳を迎えても小島太調教師のダンディーな姿は変わらない。華のある男がいよいよラストウイークに臨む

70歳を迎えても小島太調教師のダンディーな姿は変わらない。華のある男がいよいよラストウイークに臨む【拡大】

 交友の広さもよく知られる。相撲好きで、今でも八角理事長とは酒を酌み交わす仲。長嶋茂雄さんの誕生会に最初に招待された競馬人であり、王貞治さん、元巨人コーチの牧野茂さん(故人)とも親交が深かった。仏GI凱旋門賞で史上最多の5勝を挙げるL・デットーリ騎手にも「日本の兄貴」と慕われる。2002年のGIジャパンCダートを勝ったイーグルカフェは、その“兄弟”タッグでの勝利だった。

 知っていること、一度でも話したことなら、好きに書いていい、という記者との信頼関係もあった。それで競馬が盛り上がるなら、いいようにやってくれ…と、懐が深かった。阿吽(あうん)の呼吸、というやつだ。

 そのラスト重賞は、ディサイファの中山記念。「早くからここを俺とディサイファの幕引きに考えて、しっかり調整してきた。前走以上だ」と状態に自信を見せる。そして、「スタッフには感謝の気持ちでいっぱい。笑顔で締めたいね」とも。

 最後の1週間も、全身全霊で乗り切る気構えを感じた。土、日で13鞍を予定。騎手、調教師として合計でのJRA通算1500勝まであと1勝。最後の最後まで“魅せる男”である。(水戸正晴)

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