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2018.2.14 05:02

新人3人晴れてプロ騎手に 競馬学校34期生が卒業

競馬学校騎手課程の卒業式後、記念植樹をした(左から)西村君、服部君、山田君。来月には騎手としてデビューする (撮影・片岡良典)

競馬学校騎手課程の卒業式後、記念植樹をした(左から)西村君、服部君、山田君。来月には騎手としてデビューする (撮影・片岡良典)【拡大】

 JRA競馬学校騎手課程34期生の卒業式が13日、千葉県白井市の同校で行われた。今年から同日に新規騎手免許試験の合格発表も行われ、卒業生3人はいずれも無事に合格。模擬レースの最終戦&シリーズ総合は西村淳也君が優勝した。3人は3月1日付でプロの騎手としてデビューする。

 快晴の空が、卒業式を迎えた新規騎手免許試験に合格した3人を祝福する。入学してから3年。同期が次々とリタイアする厳しい現実を目の当たりにしてきた3人が、晴れてジョッキーのライセンスを手に入れた。

 式典に先立って行われた模擬レースではパスパルトゥーに騎乗した西村君が快勝し、32ポイントで総合優勝。在学中の騎乗技術が優秀だった生徒に贈られるアイルランド大使特別賞も受賞した。「うれしいですが、この賞に満足せず、新人賞を取りにいきたい。まずは初勝利に向けて頑張りたいです」とプロとしての決意を新たにする。

 3人のデビュー戦はまだ決まっていないが、3月3、4日の中山、阪神、小倉開催で初陣を迎える見込み。厳しくも夢のある、騎手としてのスタートラインに立つ。 (片岡良典)

 ◆服部寿希君 「不安はありますが、1鞍1鞍集中して努力していきたい。トップジョッキーを目指し、人としても一人前になれるように成長したいです」

 ◆山田敬士君 「3度目の受験で競馬学校に合格。苦しいこともあったけど、それが当たり前だと思っていました。母親には苦労をかけてきたので、今後はジョッキーとして恩を返し、弟2人の学費を出してあげたい」