【小倉大賞典】レース展望

2018.2.13 22:41

 2週目に入る小倉競馬では日曜メインにハンデGIIIの小倉大賞典(18日、芝1800メートル)が行われる。ハンデの発表は14日だが、中京で行われた2010年も含め、過去10年で08年アサカディフィート(57.5キロ)、09年サンライズマックス、13年ヒットザターゲット(57キロ)、15年カレンブラックヒル(58キロ)と重いハンデの馬が優勝。連対馬で最も軽い馬でも54キロと、実績がある馬に有利なレース傾向になっている。

 今回のメンバーではダッシングブレイズ(栗東・吉村圭司厩舎、牡6歳)が中心になりそうだ。昨年のエプソムCで重賞初制覇。今回はそれ以来8カ月ぶりのレースだが、休み明けを苦にしないタイプで、6カ月半ぶりのレースだった昨年のオープン特別・洛陽Sを楽勝した実績がある。マイルの差し馬というイメージだったが、エプソムCは好位から早めに進出するレース内容。コーナー4つの競馬は初めてになるが、スムーズに対応できそうだ。

 スズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎、牡7歳)は56キロのハンデだった4走前の福島記念でウインブライトのクビ差2着。小倉は未勝利戦勝ち以来だが、福島記念でも小回りに対応していたように問題ないだろう。連覇がかかった前走の白富士Sでは2着に敗れたとはいえ、上がり3ハロン33秒9の脚を使ったのだから、7歳でも衰えは感じられない。重賞初制覇の可能性は十分にある。今回は吉田隼人騎手とコンビを組む。

 昨年、57.5キロで3着だったのがクラリティスカイ(美浦・斎藤誠厩舎、牡6歳)。近況は不振でNHKマイルCを勝った頃の力は望みにくいが、GIIIなら上位争いをしても不思議ではない。

 ダノンメジャー(栗東・橋口慎介厩舎、牡6歳)は昨年のこのレースは11着に終わっているが、同じ舞台で行われた夏の小倉日経オープンでは先行策から早めに先頭に立って楽勝。全6勝中、芝1800メートルでは5勝を挙げている。前走の京都金杯でも小差の4着だっただけに、ここでも差のない競馬が可能だろう。

 4歳馬も期待が大きい。連勝中で勢いがあるトリオンフ(栗東・須貝尚介厩舎、セン)は、小倉でも芝1800メートルで2戦して2、1着の好成績。前走は4馬身差の圧勝だったので、昇級といえども侮れない。ラジオNIKKEI賞2着があるウインガナドル(美浦・上原博之厩舎、牡)も先行力があり、スピードの生きる馬場で期待できる。

 また、中山金杯3着から挑むストレンジクォーク(美浦・小島太厩舎、牡6歳)、13年の覇者でここが引退レースになるヒットザターゲット(栗東・加藤敬二厩舎、牡10歳)、牝馬限定ながら重賞で何度も好走しているクインズミラーグロ(美浦・和田正道厩舎、6歳)の3頭は、いずれも今月いっぱいで定年を迎えるトレーナーの管理馬。究極の仕上げで臨むことは間違いなく、目が離せない存在だ。

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