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2018.2.5 19:04

【共同通信杯】レース展望(2/5ページ)

のちにホープフルSを制すタイムフライヤーを下している京都2歳S覇者グレイルが主役。武豊騎手は2週連続で東京での重賞Vがかかる

のちにホープフルSを制すタイムフライヤーを下している京都2歳S覇者グレイルが主役。武豊騎手は2週連続で東京での重賞Vがかかる【拡大】

 主役を務めるのはグレイル(栗東・野中賢二厩舎、牡)だ。新馬戦を勝ち、続く前走の京都2歳Sでは、のちにホープフルSを制すタイムフライヤーをアタマ差の2着に下している。右手前のまま差し切っただけに、左回りの東京ならさらに切れ味を発揮できそうだ。デビュー戦は不良馬場で勝っており、馬場状態を問わないのも強み。2カ月半ぶりだが、乗り込み量は豊富でいい状態で出走できそうだ。武豊騎手には2週連続で東京での重賞Vがかかる。

 ゴーフォザサミット(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)は新馬戦で5着に敗れたが、続く未勝利戦→百日草特別を連勝。前走ではホープフルSで5着と好走するナスノシンフォニーを1/2馬身差の2着に退けており、2分0秒9(良)の勝ちタイムも優秀だった。3カ月の休み明けだが、1週前追い切りでは同日の京都記念に出走する昨年のダービー馬レイデオロに1馬身先着したように、調整は順調。半兄に産経大阪杯V、安田記念2着、宝塚記念3着など一線級で活躍したショウナンマイティ(父マンハッタンカフェ)がいる血統馬。ここで好勝負すれば、春の大舞台が楽しみになる。

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