昨年末の浦和記念で初重賞制覇を果たしたマイネルバサラ【拡大】
★明け6歳の“今が旬”ルールソヴァール
明け6歳になるルールソヴァール(セン6歳、美浦・高木登厩舎)は、3走前のみやこSではテイエムジンソクの2着に好走しており、前走のベテルギウスSで初オープン勝ちを果たしたように“今が旬”と言っていい一頭。
マイネルバサラは前走で同斤量を背負いながら負かしているだけに、2キロの斤量差があるのはいかにも有利で、最内枠からスムーズなスタートを切ることができさえすれば、上位争いに加われる可能性は高そう。
GI3勝の実績を誇るサウンドトゥルーを管理する高木登厩舎から、新たなダート路線の主役が誕生するかもしれない。
★トップディーヴォ重賞でも通用する
初の交流重賞挑戦となった前走の名古屋グランプリで、見せ場十分の2着に善戦したトップディーヴォ(牡6歳、栗東・昆貢厩舎)も、このメンバーなら通用していい力の持ち主。
前走は、みやこSを競走除外になった直後で仕切り直しの一戦だったことを思えば、今回の方が状態は良いはずで、2000mへの距離短縮もこれまでの実績を考えるとプラスに働く可能性は高そうだ。
なお、JRAからは他に、8着に敗れた白山大賞典からの巻き返しが期待されるコパノチャーリー(牡6歳、栗東・村山明厩舎)、15年アンタレスS以来となる2年10カ月ぶりの勝利を目指すクリノスターオー(牡8歳、栗東・高橋義忠厩舎)も出走を予定している。