【リレーコラム】Gallop

2018.1.9 18:01

 昨年の有馬記念はキタサンブラックが有終の美を飾り、当日の引退セレモニーも盛大に行われた。個人的にも有馬記念は昔から大好きなレースのひとつ。ファンの一人として友人と徹夜組の列に並んでいた頃を懐かしく思う。

 ただ、近年は2週前の香港国際競走に目を向ける関係者が多くなり、以前に比べると有馬記念のメンバーが手薄になっている印象も否めない。年末の総決算になるはずのグランプリとしては何か物足りなさを感じてしまう。

 「中山の2500メートルという舞台設定にあるのでは」といった声を厩舎関係者からも耳にする。実際、この舞台は発走地点が3コーナーの手前にあり、どうしても外枠のロスが大きなコース形態。恒例の枠順抽選会で各陣営が内枠を希望するのも当然だ。

 また、距離そのものにも一考の余地がある。今や、世界的にもミドルディスタンスの価値が高まっている時代。そうした観点からも2200メートルへの距離短縮を提案したい。広い外回りコースで枠順の差が軽減される上、フルゲート18頭が出走可能だ。この条件ならメンバーの底上げにもつながるのではないかと思うが、どうだろうか。

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