【有馬記念】キタサン有終V! 獲得賞金は歴代1位に

2017.12.24 15:32

 12月24日の中山11Rで行われた第62回有馬記念(3歳以上オープン、GI、芝2400メートル、定量、16頭立て、1着賞金=3億円)は、ラストランとなったキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が武豊騎手に導かれて逃げ切って1番人気に応え、有終の美を飾った。GIは今年4勝目で、通算7勝目。2年連続となるJRA賞年度代表馬受賞へ、大きく前進した。タイムは2分33秒6(良)。3頭による激しい2着争いを制したのはクイーンズリング(8番人気)で、3着はシュヴァルグラン(3番人気)、4着はスワーヴリチャード(2番人気)。

 キタサンブラックは内の2番枠から好スタートを切ってハナへ。マイペースの逃げに持ち込み、直線に入ってから後続を力強く振り切った。昨年のエリザベス女王杯優勝馬クイーンズリングが4~5番手から内を突いて、1馬身1/2差の2着。前走のジャパンCでGI初制覇を果たしていたシュヴァルグランが中団から脚を伸ばし、さらにハナ差の3着に入った。今年のダービー2着馬スワーヴリチャードは出負けして後方でレースを進め、猛追及ばずさらにクビ差の4着。4番人気サトノクラウンは13着だった。

 キタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は歌手の北島三郎=名義は(有)大野商事。通算成績は20戦12勝。重賞は15年フジテレビ賞スプリングS・GII、セントライト記念・GII、菊花賞・GI、16年天皇賞・春・GI、京都大賞典・GII、ジャパンC・GI、17年大阪杯・GI、天皇賞・春・GI、天皇賞・秋・GIに次いで10勝目。有馬記念は、清水久詞調教師は初勝利。武豊騎手は1990年オグリキャップ、06年ディープインパクトに次いで3勝目。

 ◆武豊騎手「最高にうれしいです。悔いの残らないよう、キタサンブラックの走りをさせることだけを考えました。迷いなく先手を取りにいって、(直線でのムチは)『頑張ってくれ』”ということしかなったですね。(ゴール後は)『ありがとう』『ご苦労さま』と声を掛けました。これだけの名馬にめぐり合うことができて、騎手として幸せな時間を過ごすことができました。いい形で花道を飾ることができましたね。皆さま(競馬ファン)の声援が力になりました」

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