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2017.12.20 05:01

【矢作芳人調教師 信は力なり】年末開催日に議論の余地あり(2/2ページ)

矢作芳人調教師

矢作芳人調教師【拡大】

 ただひとつ心配なのは、翌29日に行われる東京大賞典との兼ね合いである。かなり前から東京大賞典の売上額は有馬記念(JRA開催最終日)との日数間隔による相関関係があり、その間隔が長いほど売り上げが伸び、短いほど売り上げは苦戦してきた。今年からはJRA開催の翌日になるだけにその影響が気になる。

 中央と地方はお互い“ウインウイン”の関係を保って競馬を発展させていってほしいと考えているからだ。もちろんそのあたりは、主催者側も考えていて、ヤングジョッキーズシリーズのファイナルラウンドが中山、大井で連携して行われる。幸い人気者の藤田菜七子も勝ち残っており、彼女の出場により2日間とも盛り上がってくれるのでは、との期待感もある。私の心配など杞憂(きゆう)に終わることを願っている。

 寒波襲来の中、馬たちは毎朝必死に鍛錬を続けている。ファンの皆さんの絶大なご支援をお願いして今年の原稿を締めくくりたい。 (JRA調教師)