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2017.12.18 19:04

【有馬記念】レース展望(3/5ページ)

有馬記念がラストランのキタサンブラックはグランプリで4回連続のファン投票1位。1着でゴールを駆け抜け有終の美を飾ることができるか

有馬記念がラストランのキタサンブラックはグランプリで4回連続のファン投票1位。1着でゴールを駆け抜け有終の美を飾ることができるか【拡大】

 ジャパンCでキタサンブラックを撃破したシュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)がGI連勝に挑む。昨年の天皇賞・春3着、今年の同レースで2着、昨年のジャパンCでも3着と、大舞台でたびたび好勝負を演じていたが、7度目の挑戦だった前走で悲願のGI初制覇。ロスのない騎乗を見せたヒュー・ボウマン騎手の手綱さばきも大きかったが、この馬自身も5歳秋を迎えて完成の域に入っていた。昨年の有馬記念は直線で伸び切れず6着だったが、機動力と決め手に磨きがかかった今なら、中山コースも問題はないはず。今度はマークされる立場になるが、引き続きコンビを組むボウマン騎手がどう乗るか興味深い。

 昨年の優勝馬サトノダイヤモンドと同じダービー2着馬スワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎、牡3歳)もV争いの有力候補だ。秋は始動が遅れ、アルゼンチン共和国杯での復帰だったが、初の年長馬との対戦でハンデ56キロを背負いながらも2馬身半差で完勝。GIを連戦してきた馬たちとは違い、ローテーションにゆとりがあり、上昇度という点では一番だろう。今年の3歳馬はこれまでに古馬と対戦する重賞でGI・2勝を含む10勝を挙げるハイレベル世代。そのハイレベル世代屈指の実力馬が斤量55キロで戦えるメリットは大きい。左回りの東京の方がより力を発揮できるタイプだが、1週前追い切りでは手前を上手に替えてスムーズな走りを見せており、右回りでも不安はなさそうだ。中山コースも2度目。史上19頭目の3歳馬Vの可能性は十分。ミルコ・デムーロ騎手には年間単独最多となるGI・7勝の記録がかかる一戦でもある。

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