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2017.10.21 12:51

【菊花賞】ミッキースワロー菊沢師の綿密な菊獲り作戦!

賭ける思いが違う。菊へのモチベーションが最も高いのは、東のミッキースワローで間違いない

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 賭ける思いが違う。菊へのモチベーションが最も高いのは、東のミッキースワローで間違いない。

 16頭→0、18頭→0、16頭→0、14頭→0、12頭→1。はて、これは何の数字かというと、近5年で京都新聞杯に参戦した関東馬の数。頂上決戦ダービーが東京・府中の杜で行われることを考えるまでもなく、関東馬がわざわざ淀まで出向く必要性は微塵もない。関西馬が本番と同舞台の青葉賞に遠征することとは訳が違うのだ。

 そんな逆流の暴挙に出たのが何を隠そうミッキーだった。この行為をダービー出走への執念ととらえるのはさすがにお門違いか。やはり、秋、そう菊へ向けての綿密なシミュレーションだった、と見るべきであろう。

 「秋の菊花賞を獲りにいくとなれば、(京都への輸送を)1回経験させておかないと。条件戦の勝ち方と体からも、菊でも十分戦える感触はあったので」と、菊沢調教師は言う。

 結果は早めに抜け出して5着と、レース内容自体は強調すべきものではなかったものの、その裏で得た大きすぎる糧を指揮官はこう説明する。

 冒頭、「京都のときは失敗した」と認めつつ、「ダッシュ力と瞬発力の強化を考えすぎた。そのせいで気合が乗りすぎてしまい、体もムチッとなりすぎてしまった。あれでは距離がもたなくなってしまう」。

 当時を振り返れば、長距離輸送がありながら前走と同じ488キロ。脚がたまらなかったのも、そのハード追いがもたらした弊害とみなすことが可能だ。

 その後のいわき特別→セントライト記念はともに最速の上がり3F。特に前走は482キロのシャープさで折り合いも完璧と、京都新聞杯での失敗が今の姿につながっているとも言えなくもない。

 「アエロリット(秋華賞7着)も輸送がこたえたという訳ではまったくない。栗東滞在? そんなことをしたら東に馬がいなくなっちゃうでしょ(笑)」

 この締め方にも自信がチラリ。「菊一本の菊沢」という語呂のいい決まり文句にこちらも身を委ねる。

 “究極の3連単”は敢然と1着にミッキー、2・3着にアルアインを配した計12点。(夕刊フジ)

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