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2017.10.7 11:29

【毎日王冠】復権の秋!リアル、充電効果で驚異の仕上げ

先週は坂路で4F49秒6と驚きの自己ベストをマークし、かつての活気あるアクションが復活したリアルスティール

先週は坂路で4F49秒6と驚きの自己ベストをマークし、かつての活気あるアクションが復活したリアルスティール【拡大】

 充電効果で反撃だ。リアルスティールがスーパーGIIをぶっこ抜く。

 昨年3月のドバイターフで、国内よりも先に悲願のGI制覇を達成。勝負強さを兼ね備え、いよいよスティール時代の到来を予感させたが、以降は(11)(2)(5)(8)着と、以前の堅実さすら影を潜めてしまった。

 成長力の限界? 答えはNOだ。昨年は夏場に体調を崩して予定していた毎日王冠を使えず、天皇賞・秋にぶっつけで臨む誤算があった。今春は大目標をドバイターフ連覇に定めたため、中山記念(8着)は遠征を控えた完全な叩き台。吹っ切れないレースぶりは、いずれもエクスキューズのつくものだった。

 しかし、今回は違う。ドバイターフを調教中の外傷性鼻出血で回避すると、去年の二の舞はごめんとばかりに安田記念を見送り、早めに休養に入った。それが大正解。

 涼しい北海道でじっくり英気を養ったことで、かつての活気あるアクションが復活。先週は坂路で4F49秒6と驚きの自己ベストをマークし、今週もチェスナットコートに堂々4馬身先着と、単走で仕上げられていた中山記念時とは、ひと味もふた味も違うアピールを見せている。

 「今週は折り合いを確認したけど、うまく我慢できていて反応も良かった。夏場の休養も良かったし、去年の秋よりは状態は全然いい」

 思惑どおりの仕上がりに納得の表情を見せる安藤助手は、「ドバイの鼻出血も外傷性のものだから、影響は心配しなくていい。中山記念が休み明けにしても不甲斐なかったけど、あのイメージを払拭する走りを見せてくれないとね」と、巻き返しへ向けても力強い。

 芝1800メートルはドバイVを含めて【3・1・1・1】のベストディスタンス。さらに鞍上は先週、スプリンターズSのレッドファルクスで相変わらずの勝負強さを見せつけたデムーロだ。ひとたび波に乗ると、おいしいところを立て続けにかっさらうのはこの男の真骨頂。波乗りミルコと復調スティールが、秋の府中開幕をジャックする。

 “究極の3連単”はリアルを1着に固定。2、3着に53キロも魅力なオークス馬◯ソウルスターリングを据えての12点。(夕刊フジ)

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