併せ馬では残り1Fから、スッとギアが上がる秀逸の走りを見せたソウルスターリング【拡大】
秋の東京開催でお馴染みとなったジョッキーベイビーズ。レース後に取材に行くと、負けた子供たちが涙、涙でこっちも危うくつられそうになってしまう。まったく記者泣かせのイベントだ。
1番手はソウルスターリング。
ひと夏を越して一段と成長した。先週、今週と抜群のフットワークでコースを駆け抜けて、何より強調できるのが、春と比べてグッとメリハリがつくようになった点。今週の併せ馬では残り1Fを切ってからスッとギアが上がる秀逸の走りを見せ、万全の態勢で秋初戦を迎える。
リアルスティールは1週前に坂路で4F49秒6をマーク。折り合い確認の今週もさすがの脚力で併走パートナーを一蹴した。前走時は単走中心でややフワフワした面も見せていたが、今回は3歳時の迫力に近い。
サトノアラジンはCWコースで文句なしの弾けっぷり。大型馬の休み明けだが、コーナーワークにも緩慢さは感じず、好仕上がりだ。(夕刊フジ)