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2017.5.17 18:05

【BLOOD】グレース、父母譲りのパワーと切れ味

ヤマカツグレース

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★オークス

 馬場の影響があったとはいえ、ヴィクトリアマイルは手も足も出ない結果に。渋った馬場はキングカメハメハ産駒の◎レッツゴードンキに向くと思ったが見せ場もなく…。まあ、競馬は続く。気を取り直したい。

 今週のオークスは、この時期の3歳牝馬には厳しい距離と舞台設定。まして、今年は桜花賞馬がいかにも短距離向きだ。桜花賞で人気だった馬も今度はどんと来いという感じではなく、混戦は必至だ。

 こうした状況から予想できるのは超スローペース。ならば、桜花賞組よりも、スローをうまく立ち回ったサンスポ賞フローラS組を上位にみる。

 そのフローラS連対馬のうち、◎はヤマカツグレース=写真、◯はモズカッチャンだ。ハービンジャー産駒をGIで本命対抗にするとは血統コラムを書いている者として、我ながら焼きが回ったのではないかと思えるが(苦笑)、果たしてそうだろうか。

 父はダンシリ産駒。もとをたどればデインヒルを通じてダンジグにさかのぼるが、ハービンジャーの母系にはベーリングやシャリーフダンサーといった硬質な血が入っており、ダンジグ系らしいスピードを武器にするというよりは、パワーが前面に出た種牡馬だ。グラスワンダーの肌に掛けたのがヤマカツで、キンカメ牝馬を母に持つのがモズ。本来ならキンカメのほうが自在性もありそうだが、牝馬特有の切れが見込める分、距離のもちそうな前者を本命としてみた。△ディアドラは押せ押せのローテが気になる分、評価を下げたがこちらも面白い存在のハービンジャー産駒だ。

 ソウルスターリングは血統的に桜花賞をパワーで圧倒してもよさそうだったが敗戦。オークスでも影を落としそうで△△まで。それよりアドマイヤミヤビを上位に取る。ハーツクライはこの距離お任せの種牡馬。クイーンCではのちのNHKマイルC馬を破った実績もあり、巻き返しがあっていい。 (アサカ・リョウ)

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