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2017.5.17 05:01

【田辺裕信 ゆる~い話】勝負ブーツは騎手の好みで

田辺裕信騎手が使用している馬具・ブーツ=2月25日、中山競馬場(撮影・菅原和彦)

田辺裕信騎手が使用している馬具・ブーツ=2月25日、中山競馬場(撮影・菅原和彦)【拡大】

 僕たちジョッキーが競馬のときに履いているブーツ。以前、外国人ジョッキーが重量を少しでも軽くしたいとブーツを履かずに乗ったと話題になったことがありましたが、もちろん斤量に含まれます(苦笑)。

 同じように見えるブーツでも個人で好みが表れます。まず重さは、素材によって違ってきます。皮と合皮がありますが、合皮の方が軽く、薄いタイプだと本当に軽くなります。僕が使っているのはすべて合皮。軽くて安くて、雨の日にぬれても大丈夫で耐久性も高い。毎週たくさん乗るとやはり使用頻度が高くなります。光沢がなくなってくると、機能性としては問題ないんですけど、気になります。

 ブーツの上の方が黒ではないタイプもありますが、これは化粧皮と言って、この色は好みで替えられます。国際的なルールでも、ブーツは黒で、化粧皮だけ他の色が認められています。日本ではそれ以外で細かいルールは決められていません。

 ほぼみんなオーダーメードです。足の形を取り、さまざまな部分を計測して製作してもらっているので、ジャストフィット。つま先が少し余るということはありません。アブミにつま先だけかけて乗ることがありますが、自分の足という感覚です。

 勝負服は馬主さんのカラーですし、勝負ズボンは名前を入れるくらいで、騎手が何か意識するとなるとブーツくらいなんですよね。何人もの作り手さんがいて、ジョッキーそれぞれの好みが出ているのがブーツなのです。 (JRA騎手)

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