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2017.5.8 19:43

【京王杯SC】レース展望

昨年の京王杯スプリングCを制したサトノアラジン

昨年の京王杯スプリングCを制したサトノアラジン【拡大】

 ヴィクトリアマイル前日の東京競馬場では、安田記念の前哨戦・第62回京王杯スプリングカップ(13日、GII、芝1400メートル、1着馬に本番への優先出走権)が組まれている。過去10年の勝ち馬の前走を見ると、高松宮記念が3頭、1400メートルで施行時のサンスポ杯阪神牝馬Sが1頭、ダービー卿チャレンジT2頭、マイラーズC1頭、東京新聞杯1頭、準オープン・朱雀S1頭と1600メートル組が5頭、1800メートルの準オープン難波S1頭と、1600メートル以上組と1400メートル以下組がほぼ互角だ。

 昨年、ダービー卿CT3着後にこのレースで重賞初制覇を飾ったのがサトノアラジン(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)。今回は香港マイル7着以来、5カ月ぶりのレースになるが、昨年、安田記念4着から5カ月近い休み明けで臨んだスワンSを快勝しているように、久々も苦にしない。中間の調教量も豊富で、連覇のチャンスは十分ありそうだ。

 ほかの1600メートル以上の組では、キャンベルジュニア(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)も目が離せない。オープン再昇級初戦となった前走のダービー卿CTでは、ロジチャリスの半馬身差2着に敗れたが、南半球産の遅生まれでまだ十分に成長が見込める馬。3戦2勝、2着1回と安定している東京なら、重賞初制覇を成し遂げても不思議はない。

 ダービー卿CTで3着だったのがグランシルク(美浦・戸田博文厩舎、牡5歳)。NHKマイルCでは5着ながら1番人気に支持されたほどの素質馬だ。伸び悩んでいるが、東京の芝1400メートルはともに条件戦とはいえ、2戦2勝と一番相性がいい舞台。差し脚が生きる流れになれば、この馬も重賞初制覇を飾って不思議はない。

 スプリント路線組の筆頭格は、昨年のスプリンターズS優勝馬で高松宮記念3着から挑むレッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡6歳)。東京の芝はいずれも1400メートル戦で3戦して2、4、8着だが、本格化する前のレースだけに参考外とみていい。本来、左回りの方がいいタイプで、ダートでの3勝も含めて1400メートルは4勝。好勝負になるはずだ。

 昨年3着のロサギガンティア(美浦・藤沢和雄厩舎、牡6歳)も無視できない。芝1400メートルでは一昨年、阪神Cを制し、その前に東京のオーロCも勝っている。近走は不振ながら見直せる。

 2走前に阪急杯を勝っているトーキングドラム(美浦・斎藤誠厩舎、牡7歳)、昨年のファルコンSの勝ち馬で、東京芝1400メートルで3勝しているトウショウドラフタ(美浦・萱野浩二厩舎、牡4歳)、昨年のNHKマイルC4着のダンツプリウス(栗東・山内研二厩舎、牡4歳)も上位争いが可能。中京芝1400メートルの準オープン・トリトンSをレコード勝ちして挑むトーセンデューク(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)、昨年4着のダッシングブレイズ(栗東・吉村圭司厩舎、牡5歳)も勝てるだけの素質は秘めている。

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