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2017.4.10 17:01

【皐月賞】ファンディーナ69年ぶり牝馬Vだ!

69年ぶりの牝馬による皐月賞制覇を狙うファンディーナ。陣営は皐月賞の先に日本ダービー参戦も見据えている

69年ぶりの牝馬による皐月賞制覇を狙うファンディーナ。陣営は皐月賞の先に日本ダービー参戦も見据えている【拡大】

 今週16日は牡馬クラシック1冠目「第77回皐月賞」(GI、芝2000メートル)が中山で行われる。“牡馬”クラシックとはいっても、今年は3連勝中の女傑候補、ファンディーナが話題の中心だ。1948年のヒデヒカリ以来69年ぶりの牝馬Vへ期待は高まる。

 タイ語で“よい夢を”と名付けられたファンディーナは、1月22日の遅いデビュー戦を9馬身差で逃げ切ると、つばき賞→フラワーCと破竹の3連勝。フラワーCの5馬身差レースレコードVは、直線で岩田騎手がターフビジョンを確認するほどの余裕があった。

 「いい競馬ができました。能力の高さを改めて認識しました。長距離輸送やコーナー4つの競馬など、初めてのことを体験できたのも良かったです」と、高野調教師は振り返る。

 その後はオーナーサイドの要望もあり、桜花賞ではなく皐月賞を選択。追加登録料200万円を支払っての出走で本気度はMAXだ。

 先週5日は坂路で4F54秒1、ラスト1F12秒4。併走馬をあっさり2馬身突き放し、「相手を先行させて、ラストだけ強めに。指示どおりのいい動きでした。引き続き落ち着きがあるし、いい状態をキープできています」と、指揮官は順調さを伝える。

 過去に牝馬で皐月賞を制したのは47年トキツカゼ、48年ヒデヒカリとわずか2頭だけ。ヒデヒカリのあと牡馬クラシックを制した牝馬も、07年ダービーのウオッカ1頭しかいない。

 「この時期の牡馬とは根っこの部分の体力が違うし、決して容易じゃないと思います。ただ、予想を上回るパフォーマンスを見せてくれている馬なので」。陣営は皐月賞の先に日本ダービー参戦も見据えている。新たな女傑誕生へ、夢は広がるばかりだ。(夕刊フジ)

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