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2017.2.14 17:59

【小倉大賞典】レース展望(2/2ページ)

トップハンデ馬が活躍する傾向にある小倉大賞典。今年は9歳馬・ダコールが58キロを背負うが…

トップハンデ馬が活躍する傾向にある小倉大賞典。今年は9歳馬・ダコールが58キロを背負うが…【拡大】

 クラリティ以外にも、今年は関東から面白い馬がエントリーしている。マルターズアポジー(美浦・堀井雅広厩舎、牡5歳)は、福島記念を54キロで逃げ切り勝ち。さすがに有馬記念は相手が強すぎたが、果敢にハナを切ってみせた。テンのスピードは一級品。楽にマイペースで運べれば、あっさり逃げ切る可能性も十分にある。問題は福島記念より2キロ重い56キロのハンデと、ダノンメジャー(栗東・橋口慎介厩舎、牡5歳)=55キロ、ロードヴァンドール(栗東・昆貢厩舎、牡4歳)=54キロ=といった逃げ馬の存在だろう。ハナを譲ったことがないマルターズも含めた先行争いが激化するようなら、差し馬台頭のシーンも頭に入れておきたい。

 チャレンジCを55キロで勝ったマイネルハニー(美浦・栗田博憲厩舎、牡4歳)も近走の充実ぶりが目立つ関東馬。今回と同じ56キロだった京都金杯でも、エアスピネルから0秒4差の5着に健闘している。相手関係は楽になるだけに、十分、勝負になるだろう。

 強い4歳世代では、小倉3戦3勝のストロングタイタン(栗東・池江泰寿厩舎、牡)=54キロ=が侮れない。2番人気に支持された中山金杯は9着に敗れたが、重賞初挑戦で0秒8差と、悲観する内容ではなかった。先週の小倉でJRA通算500勝を達成した北村友一騎手との新コンビも興味深い。同じ池江厩舎のベルーフ(牡5歳)も、小倉記念で2年連続2着とコース適性はばっちり。こちらは57キロで、シェーン・フォーリー騎手が騎乗する。

 格上挑戦の金鯱賞でヤマカツエースのクビ差2着に好走したパドルウィール(栗東・中尾秀正厩舎、牡6歳)も充実一途。小倉は1度しか経験していないが、ハナ差2着なら不安は感じられない。55キロのハンデはやや見込まれた印象だが、手の合う松山弘平騎手とのコンビで重賞初Vを狙う。

 他では軽ハンデで良績を残しているケイティープライド(栗東・角田晃一厩舎、牡7歳)=52キロ=が、引き続き軽量で注目される。函館記念2着、チャレンジC3着と重賞勝ちに手が届くところまできており、【1・1・0・2】の小倉なら一発があっても不思議はない。

 古豪ヒストリカル(栗東・音無秀孝厩舎、牡8歳)=57キロ=や、出負けした札幌記念以外は近況の充実ぶりが目立つレッドソロモン(栗東・庄野靖志厩舎、牡5歳)=56キロ=もマークは必要だろう。ハンデ戦らしく、目移りする顔触れで馬券的にも難解な一戦となりそうだ。

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