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2017.2.13 15:24

【リレーコラム】大阪サンスポ

 2017年の1発目となるGI、フェブラリーS(2月19日、東京、ダート1600メートル)。栄えある? トップバッターとして週初めの月曜から栗東トレセンで朝取材の担当を任された。難解な一戦。おそらく、多くの競馬ファンも同じ思いのはず。取材を進めながら行き着いた答えを先に書く。『いつも以上に枠順が結果を左右する』だ。

 確実に1~3番人気に支持されるであろうカフジテイクの陣営が「最後の直線は馬群の外から脚を使わせる形がいい」と以前から説明しているが、他の出走馬も注文のつく存在が目立つ。

 「呼吸(リズム)が乱れると走らない。外めから気分良く運べる形なら」とコパノリッキーについて木戸厩務員は語る。濱名調教助手によれば、モーニンも「今のところモマれる競馬は苦手。外めをスムーズに走るのが理想」だという。14、15年と連覇したコパノリッキー、16年の勝ち馬モーニンにそれぞれウイークポイントがある段階で、どこか微妙なムードが漂う。アスカノロマン(16年3着)も馬群に包まれるのはダメで「東海Sのように馬群でモマれ込むと今イチだから、スムーズな立ち回りなら」と佐藤厩務員は説明する。印を集めそうな存在に限って“注文付き”。関東馬のノンコノユメ(16年2着)も、勝負どころでモタつくタイプだけに、馬群の外側から追い上げる展開でなければ全能力を使い切る結果には至らないだろう。

 GIに限らず、すべてのレースで枠順は大事だが、今回は結果にモロに反映しそう。“外”。記者が取材を通して得た感触、イメージは『アウトサイドからリズムよく、クリーンな立ち回りができた馬が勝つ』だ。

 枠順発表は17日(金)。その日までに状態の把握などをしっかりと行って、ゲート決定のときを待つ。このレースの予想の基本スタンスは“外枠重視”だ。

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宇恵英志(うえ・ひでゆき) 大阪サンスポ記者 

取材

本命

馬連

プロフィル

北海道、オーストラリアの牧場で働いた後、関西競馬エイトで短期間のアルバイトを経験。ほどなく、大阪サンケイスポーツレース部に配属され、現場記者として今に至る。趣味はパチンコ、パチスロ。

予想スタイル

基本は取材の感触に、自分なりの近走のレース評価を加味して予想する形。追い切りの動きや、レース展開のみを重視して印を打つこともある。