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2016.12.19 20:58

【阪神C】レース展望

今年のマイルチャンピオンシップを制したミッキーアイル

今年のマイルチャンピオンシップを制したミッキーアイル【拡大】

 阪神のラストウイークを飾る重賞、第11回阪神カップ(GII、芝1400メートル)が24日に行われる。今年はマイルチャンピオンシップの覇者ミッキーアイル(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)の参戦が最大の焦点だ。

 スプリントGIで勝ち切れないレースを続けていたが、マイルに距離を延ばした前走でしぶとさを発揮して逃げ切り、NHKマイルC以来2年半ぶりのGI制覇を飾った。この中間は短期放牧で疲れを癒やして帰厩。14日に栗東坂路で4ハロン50秒6の1番時計を馬なりでマークしており、絶好調といった雰囲気だ。

 1400メートルでも【2・1・0・1】の好成績を収めており、条件に不安なし。マイルCSでは直線で外に斜行し、多くの馬の進路を妨害し、浜中騎手が騎乗停止になるという後味の悪い結果になっただけに、今週復帰する同騎手も今回はきれいに勝っておきたいところだろう。

 マイルCS2着イスラボニータ(美浦・栗田博憲厩舎、牡5歳)は2014年のセントライト記念を最後に2年以上、勝ち星がないが、その間もGIで2着1回、3着3回と実力は示してきた。初めての1400メートルだが、持ち味の瞬発力がさらに生きる可能性もある。

 前年の覇者ロサギガンティア(美浦・藤沢和雄厩舎、牡5歳)も不気味だ。過去には2009、10年キンシャサノキセキ、11、12年サンカルロ、13、14年リアルインパクトと3頭が連覇を飾っている。これだけリピーターの強さが目立つレースもなく、ロサ自身の今年の成績が不振でも、ノーマークにはできない。

 エイシンスパルタン(栗東・藤岡健一厩舎、牡5歳)は充実一途の印象。3連勝の勢いに乗って臨んだ春の京王杯スプリングCは7着に敗れたが、休養を挟んで迎えた秋はスワンS3着、京阪杯2着と、重賞でも戦える力をつけてきた。極悪馬場だった前走で力強く脚を伸ばしたように、馬場状態を問わない点も魅力だ。

 フィエロ(栗東・藤原英昭厩舎、牡7歳)はGIで2着2回、3着1回の実績がありながら重賞未勝利。2年9カ月前のオープン特別とはいえ、1度しか走っていない阪神で六甲Sを圧勝した実績があるだけに、悲願の重賞制覇を成し遂げても不思議はない。

 他では前年の2着馬ダンスディレクター(栗東・笹田和秀厩舎、牡6歳)、スプリンターズS4着のシュウジ(栗東・須貝尚介厩舎、牡3歳)、一昨年のスプリンターズS優勝馬スノードラゴン(美浦・高木登厩舎、牡8歳)などもVを狙える実力がある。

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