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2016.12.1 05:07

【チャンピオンズC】ゴールドドリーム主役に名乗り!(2/3ページ)

3歳馬ゴールドドリームは坂路で力強く伸びた。先行していた馬を瞬時に抜き去り、反応も抜群だ (撮影・林俊志)

3歳馬ゴールドドリームは坂路で力強く伸びた。先行していた馬を瞬時に抜き去り、反応も抜群だ (撮影・林俊志)【拡大】

 GI10勝馬ホッコータルマエが電撃引退し、前哨戦の武蔵野Sの勝ち馬タガノトネールがアクシデントに見舞われた。有力馬2頭が出走メンバーから姿を消した冬のダート頂上決戦。不穏なムードが漂う中、絶好調をアピールしたのが3歳馬ゴールドドリームだ。

 ゴーサインと同時に真っすぐ大きくストライドを伸ばし、栗東坂路の急勾配を駆け上がる。前にいた他厩舎の2頭が壁になって内へ切り返し、さらに内にいた馬も合わせて最後は4頭並びになったが、脚勢の違いは歴然。ラスト1ハロン12秒1の切れ味で間を割って突き抜けた。マークした4ハロン50秒8も自己ベストだ。

 「素晴らしい動きだった。単走のつもりだったが、逆に競馬のシミュレーションができたんじゃないかな。中2週でも馬は硬くなっていないし、いい具合でレースに行けると思う」

 見届けた平田調教師の表情は明るい。調整役の藤懸騎手(レースはM・デムーロ騎手)も「いつも最初はあまり出ていかないが、きょうは自分からスピードに乗っていった。前の3頭の間を狙って、しっかりかわせましたし、これで気合も乗ってくる」と好感触を伝える。

 春のユニコーンSを快勝したように、3歳世代のダート路線ではトップクラスの存在だ。4カ月ぶりの前走、武蔵野Sでは歴戦の古馬と初対戦。直線で外からぶつけられる肉弾戦にもひるまず、早めに抜け出した勝ち馬を追い上げて2着に入り、驚異のレコード決着にも対応した。「前走は展開を見誤ったが十分な内容。速い時計で走ってもダメージはない。芯が強い馬だから」とトレーナーは手応えを明かす。

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