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2016.11.30 05:01

【沢田康文の欧州リポート】シュミノー今週日本デビュー!

 25日のサンクルー競馬をもって、今年のパリ地区の平地競馬が終了した。南仏のマルセイユなど、気候が比較的温暖な地方での競馬やオールウエザーコースを使用しての条件戦は年間を通じて行われている。だが、フランスでは芝の重賞競走が組まれているのは3月から11月までなので、シーズンオフに入ったといっていいだろう。

 これからの季節は他の国に騎乗機会を求めるジョッキーも少なくない。フランスの若手は米国、豪州、インドなどへ武者修行に出かけるケースが目立つなか、今週から初めて日本で騎乗するのが昨年、ニューベイとコンビを組み、21歳の若さで仏ダービーを制覇したヴァンサン・シュミノー騎手だ。

 審査基準が厳しく、同時期に5人までの人数制限もあるJRAの短期免許は、すでに実績を残している騎手だけが対象となっているが、シュミノーはこの“プラチナチケット”を獲得した。

 2014年に障害競馬の最多勝利騎手にも輝いた“二刀流”だったが、G・マケール調教師、A・ファーブル調教師というフランス競馬界を代表する2人の伯楽に師事し、平地での有力馬を任させるようになってからは、障害戦よりも安全な平地での騎乗に専念。「レースの勝ち方をよく理解している」とファーブル師が評すその手綱さばきが楽しみだ。 (在仏競馬記者)

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