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2016.11.8 05:03

【鈴木淑子のごめんあそ馬せ】ド根性シュンドルボン

 シュンドルボンは昨年、重賞初挑戦のエリザベス女王杯で、優勝馬マリアライトからわずか0秒2差の7着に健闘しました。そして今年はさらにパワーアップ、3月に中山牝馬Sを制し、重賞ウイナーとして2度目のエリザベス女王杯に挑みます。

 「若駒のときは体質が弱かったのですが、(昨年の夏に)3連勝した頃から本当に実が入ってきました」と管理する矢野英一調教師は振り返ります。厩舎にフォーエバーマーク(キーンランドC)に次ぐ2度目の重賞勝利をプレゼントしてくれたシュンドルボンの魅力については、「最後まであきらめないで走り切ろうとする根性があること」。それは、大接戦の末にルージュバックを破った中山牝馬Sや、メンバー中最も重い56キロを背負って僅差の4着に頑張ったマーメイドSに現れていると感じます。

 父ハーツクライ、母の父エルコンドルパサーはともに海外GI優勝馬。母系にもブラックタイプが並ぶ良血で、オーナーブリーダーの下河辺牧場さんの期待も大きいことでしょう。「休み明けを一度使って、2週前、すでに素晴らしい動きを見せました。申し分のない状態で送り出せます。いい結果を出して、オーナーとおいしいお酒をいただきたいですね。あとは、運。競馬の神様がちょっとこちらを向いてくれたら…」。そうなることを、祈っています。 (競馬パーソナリティー)

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