【秋華賞】ウインファビラス、勝負の3頭併せ

2016.10.13 05:05

 秋華賞の追い切りが12日、東西のトレセンで行われた。美浦ではGI2着の実績があるウインファビラスが意欲的な3頭併せを消化。大一番に向けて攻めの姿勢で大逆転を狙っている。ダイワドレッサーは、新コンビの川須騎手を背に息のあった走りを見せた。変則日程で、ヴィブロス、カイザーバルなどは13日に追い切る予定。枠順は14日に決まる。

 天高く馬肥ゆる秋-。

 阪神JF2着の実力馬ウインファビラスが、牝馬3冠の最終戦で、これまでの鬱憤を晴らす。

 最終追い切りは主戦の松岡騎手を背に快晴に恵まれた美浦Wコースで3頭併せ。2歳馬2頭を3馬身ほど追走する形でスタートし、直線を向くと弾むようなフットワークで、中と併入、外に2馬身先着した。5ハロン68秒4、3ハロン38秒5-12秒6の好時計を馬なりでマーク。東の前哨戦・紫苑S(今年から重賞に昇格)では不利に泣いて8着に終わったが、大一番に向け、万全の仕上がりだ。

 「輸送してもプラス体重でいけそうなので、しっかりとやった。GIで2着した時のデキに近いものがある。前走は勝負どころでの不利がなければ、最後は8着まできているので、2着馬(ヴィブロス)と同等か、それ以上の評価はできる」

 デビューから苦楽をともにする松岡騎手が、自信に満ちた表情を見せる。

 最終調整を見届けた畠山調教師も「予定通りの動き。春は体を維持するのが精一杯だったのに、カイバをしっかり食べるようになり、今は攻め馬を積んで体重(前走時454キロ)が増えている。気性的にも成長が見られる」と愛馬の充実ぶりに目を細める。

 春は馬体減りに苦しみ、桜花賞12着、オークス14着と結果を残せなかったが、ひと夏を越して不安は解消した。オークスの1、2着馬が戦線を離脱し、桜花賞馬ジュエラーもローズSで11着に大敗と、絶対的な本命が不在の秋華賞。2歳時の阪神JFでメジャーエンブレムの2着だった実力の持ち主が、当時のデキに近いとなれば、最後の1冠を奪い取る可能性は十分にある。 (花田隆)

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