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2016.10.12 16:19

【BLOOD】ビッシュ器用さでGI奪取だ

母の父譲りの成長力をみせるビッシュ。器用な競馬もできるタイプで、京都の内回りも心配は無用だ

母の父譲りの成長力をみせるビッシュ。器用な競馬もできるタイプで、京都の内回りも心配は無用だ【拡大】

★秋華賞

 粘る人気薄馬を力でねじ伏せたオークス馬シンハライトの秋初戦。そのレースぶりから本番も本命はこの馬で揺るがないかと考えたが、好事魔多し。無事に走れることも名馬の条件となる。

 オークス馬の回避で浮上するのは、桜花賞馬ジュエラーか。父はネオユニヴァース直仔で、京都の内回りのこの距離もうまくこなせるはず。母系はフランス出身でそれほど切れは感じさせないが、スピードがあるのは半姉ワンカラットなどからも類推できる。ただ、前走のトライアル大敗がいかにも気にかかるところ。鞍上は本番で“持ってくる”デムーロだけに侮れないが、単穴が妥当だろう。

 本命は人気でもビッシュとする。春も期待した1頭だったが、秋初戦の紫苑Sで予想以上に良化してきた印象を受けた。ローズSに比べれば落ちるメンバーだったとはいえ、2馬身半差の完勝。ドイツ血統の母父アカテナンゴからくる成長力が、うまく出てきている印象だ。父ディープインパクトにとって京都内回りは決して歓迎できる舞台でないことは確かだが、それも京都外回りなどに比べればの話。多頭数の小回りとなるだけに、馬番も気になるところだが、器用な競馬もできるタイプなので、心配は無用だろう。

 重賞に格上げされた影響か、今年は紫苑S組に魅力ある馬が多い。◯のヴィブロスは◎と同じディープ産駒で、母はハルーワスウィート。全姉ヴィルシーナをはじめ、母の兄弟であるフレールジャックやマーティンボロなど、ディープとの相性が抜群の牝系といえる。

 ローズS組では展開に恵まれた2着△クロコスミアよりも3着の△△カイザーバルを重視。好調期のエンパイアメーカー産駒は侮るなかれだ。 (アサカ・リョウ)

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