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2016.9.12 18:37

【ローズS】レース展望(2/2ページ)

桜花賞馬となったジュエラー(右)とのちのオークス馬シンハライト。今年は“2強”対決の図式が出来上がった

桜花賞馬となったジュエラー(右)とのちのオークス馬シンハライト。今年は“2強”対決の図式が出来上がった【拡大】

 この2強に割って入るとすれば、筆頭候補はアットザシーサイド(栗東・浅見秀一厩舎)だろう。桜花賞では、2強に次ぐ3着と好走している。続くオークスは11着と崩れたが、距離が長すぎたことが敗因。1800メートルは未経験だが、距離短縮は好材料であることは間違いない。GI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)5着と桜花賞の内容から、阪神での巻き返しが期待できる。

 能力的にはデンコウアンジュ(栗東・荒川義之厩舎)も侮れない。昨秋のGIIIアルテミスSでは、後に阪神JFとNHKマイルCを勝ったメジャーエンブレムを撃破している。末脚一辺倒の脚質でアテにできない面はあるが、流れが向けばアッといわせるシーンもありそうだ。

 穴っぽいところではカイザーバル(栗東・角居勝彦厩舎)が面白い。阪神で全2勝をマークするコース巧者で、2走前、今アイと同じ舞台で行われた君子蘭賞を快勝している。休み明けの前走、道新スポーツ杯(0秒3差6着)は折り合いを欠いたが、ひと叩きされて上昇気配。落ち着きも出ており、今回はスムーズに折り合いもつくはずだ。桜花賞馬ダンスインザムードを母に持つ良血馬だけに、ここで大仕事をやってのけても全く不思議はない。

 ほかでは、クリストフ・ルメール騎手と新コンビを組む桜花賞5着馬アドマイヤリード(栗東・須貝尚介厩舎)、芝1800メートル【2・3・0・0】のフロムマイハート(栗東・宮本博厩舎)、重賞勝ち馬4頭を兄に持つ血統馬レッドアヴァンセ(栗東・音無秀孝厩舎)、同じく兄に多くのオープン馬を持つラベンダーヴァレイ(栗東・藤原英昭厩舎)なども上位を狙える存在だ。

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