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2016.8.24 16:18

【BLOOD】ヴゼットジョリー混戦に断

父ローエングリン、母の父サンデーサイレンスと、ロゴタイプと似た血統構成を持つヴゼットジョリー

父ローエングリン、母の父サンデーサイレンスと、ロゴタイプと似た血統構成を持つヴゼットジョリー【拡大】

★新潟2歳S

 札幌記念の◎モーリスは2着まで。小回りの競馬場で外枠に入ると、相当な力差がないとねじ伏せられないということを痛感させられた。一方の北九州記念は当欄で強調した“バクシンオー道連れの法則”が見事にはまり、フルールシチーの除外によって結果的に馬連1点で的中できた。

 今週は1年で最も頭を悩ませる重賞といっていい新潟2歳S。特に新馬戦の開始時期が早まってから、ここ数年はいろんな競馬場でデビューした馬が集まってくるので比較が難しい。

 血統も大まかにいえばサンデーサイレンス系が強いことは強いのだが、メジャーなSS系だけでなく、アドマイヤマックスやマツリダゴッホの産駒も好走する。他系統もチチカステナンゴ、サクラバクシンオー、ホワイトマズル、ストリートセンスなど多種多様で、ひと口にいうと訳がわからない。

 そんななかで本命はヴゼットジョリーに打つ。父ローエングリンは2歳から活躍しながら、8歳暮れまで現役を続けた息の長さが特長。それは少ない産駒にも受け継がれ、2歳、3歳春にGIを勝ったロゴタイプが今春、古馬混合GI(安田記念)を制した。シングスピール産駒でSSの血を持たないので、もっと重宝されてもいいはずの種牡馬だ。出世頭ロゴタイプと同じ母父SSで、それだけで走りそうな下地はある。多頭数の競馬を経験しているのも強みだろう。

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 札幌のキーンランドCはアクティブミノルに◎。スタチューオブリバティ産駒の主戦場はダートだが、この馬は芝も走る。昨年9月のGII勝ちで斤量がどうかだが、どんな競馬にも対応できる強みがある。 (アサカ・リョウ)

(夕刊フジ)