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2016.8.24 16:04

【リレーコラム】関東競馬エイト

 全部の距離や条件のデータを出すのは膨大すぎるので明言こそ避けますが、中央競馬の中で一番前が残る条件は「新潟ダート1200メートル」というのが個人的な感想です。

 この夏の新潟開催では先週までの17レース中、逃げ馬が7勝。勝ち馬17頭の4コーナーでの位置取りの平均値は約2.7番手。コーナーがきつく、直線が平坦という特殊な条件が影響しているんだと思います。

 今回はこの新潟ダート1200メートルを「騎手」に注目してデータを出してみました。

 この夏開催中、最後の着順はともあれ勝つために必要な「4コーナー3番手以内」で運んだ回数の多い騎手をピックアップ。 

 津村明秀  7回(10鞍中)
 内田博幸  4回(13鞍中)
 木幡初也  4回(13鞍中)
 石川裕紀人 4回(14鞍中)

 驚くことに津村騎手は10回乗って7回が4コーナー3番手以内。スタートの速さもあるが、この条件が「前残り」であることの意識も高いんでしょう。先週のオープン特別NST賞のエイシンローリンでは同型が多い中でもハナを主張し6番人気ながらも快勝。今後も注目しておきたい騎手です。

 上のランキングには入らなかったものの、逃げたことが2回ある石橋脩騎手と田辺裕信騎手がこの条件で2勝と好成績をマーク。意識レベルは上記の4人と同じくらい高そうです。

 穴で注目は的場勇人騎手。2鞍しか騎乗していませんが、ボルドーで3番手から勝利(3番人気)し、アラマサバドで2番手から3着(7番人気)している。2回とも積極的に前で運んでおり、狙えそうな馬に乗ってきた時には買ってみるのも面白そうです。

 データを取っていくと逆に「慎重すぎてこの条件では狙えない」騎手もちらほら見かけましたが、怒られそうなのでここでふれるのはやめておきます(笑)

 あとは週末の野田の微妙な印の上げ下げでこのニュアンスを感じていただけると幸いです。

野田慶一郎(のだ・けいいちろう) 関東エイト時計班 

前走・馬場

馬単

プロフィル

福岡県出身、現在は東京競馬場の近くに在住。どの競馬場も力は入れているが、結果的に強いのはやはりホームの東京。1日馬単万馬券5本を的中させたのもこのコース。注目して下さい。

予想スタイル

着順以上に中身のある競馬をした馬や適性がはっきりせず人気になり切れない馬を狙うスタイル。前走2、3着馬はひとまず疑ってかかるので、結果的には穴狙い。