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2016.5.18 05:04

JRA、17年から外国人騎手の短期免許の基準シビアに

 JRAは17日、外国人騎手の短期免許制度を見直し、来年から免許交付騎手の成績基準などを変更することを発表した。

 外国人騎手の短期免許制度は1994年にJRA騎手の技術向上や国際親善を目的として導入。一定の成果が得られたが、近年は負担重量の超過や禁止薬物の使用などで制裁を受けるケースがあり、JRAは現行制度の変更に着手した。

 大きな変更点は免許取得の前提条件となる成績基準。母国でのリーディング順位(前2年)が、これまでは北米では30位以内、英仏では10位以内だったが、ともに5位以内に変更。アイルランドや豪州は3位以内と狭き門となった。今年来日した騎手では、アイルランドのフランシス・ベリー(交付時の対象となる成績が7位と4位)らが基準外となる。ただし、凱旋門賞などの指定GIを通算2勝以上していれば、リーディング順位は関係ない。

 また、免許期間については一律3カ月以内だったが、新規申請者、騎乗停止処分を1回受けた騎手及び制裁点数が15点を超えた騎手は、翌年の期間が2カ月以内に制限される。人数の「同時期に5人以内」については変更されない。

 JRAによると、リーディング順の基準が設けられた2003年以降、延べ193人に免許を交付したが、新基準に照らすと半数近くが交付対象外となる。