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2016.4.6 11:37

【桜花賞】メジャーエンブレム態勢万全11秒9

牡馬勝りの豪快なフットワークを披露したメジャーエンブレム

牡馬勝りの豪快なフットワークを披露したメジャーエンブレム【拡大】

 これが2歳女王の絶対能力だ。阪神JF→クイーンCと圧倒的な強さで連勝中のメジャーエンブレムが馬なりで驚愕の好タイムを叩き出し、桜制覇に王手をかけた。

 美浦坂路を4F68秒2で駆け上がってから、Wコースへ。向正面から馬場入りして、僚馬2頭を追走した。道中は最大で1秒7も差がついていたが、見る見るうちに前へ前へと迫っていく。直線入口で追いつくと、あとは牡馬勝りの豪快なフットワークで突き放す一方。外カズノテイオーに2馬身、中ダンディーレイに5馬身先着してフィニッシュした。

 馬場の内めを回ったとはいえ、ラスト1Fはめったにお目にかかれない11秒9! それを涼しい顔でマークしてしまうのだから空恐ろしい。

 「全然無理はしていなかった。とにかくカイバをよく食べてくれるのがいい。だから先週もあれだけすごい時計(Wコース5F64秒4)が出せるし、けさも勝つために攻められる」と、田村調教師はその資質に惚れ直した様子だ。

 クイーンCから直行で桜花賞を勝った馬が76年テイタニヤ以来出ていないことを不安視する声もあるが、「普通のセオリーと違って、この馬は間隔を空けたほうがいい。これ以上ない、いいローテーションでこれた」と“雑音”をシャットアウト。

 「切れないといわれるけど、最後まで(1F)11秒台で走れるのが最大のセールスポイント。現状、ついてきた馬は全部つぶれているからね」。来るなら来い、の横綱相撲でまずは1冠制覇だ。(夕刊フジ)

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