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2016.4.4 05:08

【産経大阪杯】キタサン2着にユタカ賞賛「さすが」

菊花賞馬キタサンブラック(手前左)は武豊騎手が絶妙のペースに持ち込んだが、惜しくもクビ差2着に敗れた

菊花賞馬キタサンブラック(手前左)は武豊騎手が絶妙のペースに持ち込んだが、惜しくもクビ差2着に敗れた【拡大】

 第60回産経大阪杯(3日、阪神11R、GII、4歳上オープン国際(指)、別定、芝・内2000メートル、1着本賞金6700万円、1着馬に天皇賞・春の優先出走権=出走11頭)敗れはしたが、貫禄は示した。昨年の菊花賞馬で、有馬記念3着以来となるキタサンブラックはクビ差の2着。惜しくも今期初戦を飾ることはできなかった。

 初コンビの武豊騎手を背に先手を奪うと、前半1000メートル61秒1というスローに落とす絶妙な逃げ。直線もしぶとい走りで粘り込みを図ったが、アンビシャスにクビ差かわされたところがゴールだった。敗れはしたものの、見せ場十分の競馬。強い4歳世代のGI馬として、底力を誇示した。

 検量室に引き揚げたユタカは開口一番、「歌えなかった。せっかく練習したのに。きょうの夜、歌うわ」と軽妙なジョーク。続けて、「思い通りのレースはできたけど、アンビシャスがあの位置にいるとはね。(2キロの)斤量の差もある。調教より競馬の方がよかったし、さすがですね」とパートナーをたたえた。

 歌手の北島三郎オーナー(名義は(有)大野商事)も見守る中での今年初戦となったが、この日はサブちゃんもファンの前には姿を見せず。菊花賞、有馬記念で熱唱した名曲『まつり』が場内に響き渡ることはなかったが、斤量差を考えれば悲観する内容ではない。

 「いいレース。負けても差はなかった。次走は天皇賞・春(5月1日、京都、GI、芝3200メートル)。鞍上は未定です」と清水久調教師。淀のターフで、再び“キタサン祭り”を演じる準備はできた。 (鈴木康之)

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