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2016.3.4 14:22

薬物陽性反応のコントレラス騎手 処分が決定

 2月6日に実施した騎手の薬物使用に関する検査によって、規制対象薬物のオキシコドンが検出されたルイス・コントレラス騎手(29)=メキシコ出身、カナダ拠点=について、JRAは2月11日から3月10日まで騎乗停止とする処分を発表した。

 コントレラス騎手は、採取された尿検体から「麻薬及び向精神薬取締法」で規制されているオキシコドンが検出されたことによって、2月11日に裁定委員会の議定があるまで騎乗停止となっていた。

 コントレラス騎手は昨年12月にメキシコで落馬負傷した際に医師からオキシコドンの処方を受けたこと、そのオキシコドンを抗生物質と取り違えて服用した可能性があることを申し出て、メキシコから取り寄せた処方せんの写しをJRAに提出。しかし、オキシコドンを携帯輸入する際には厚生労働大臣の許可を受ける必要があるにもかかわらず、所定の手続きをとらずに国内に持ち込んで施用していた。この件について、2月25日の第1回裁定委員会で予定されている処分が決定され、同騎手に対しては行政手続法により弁明の機会が付与されたうえ、4日に行われた第2回裁定委員会で、1カ月間の騎乗停止処分が決定した。

 また、JRAの福田正二審判部長は「今後5年間はコントレラス騎手に免許は交付しない」と話し、JRA所属騎手に対しても研修会や講習会で一層の注意喚起を行うとしている。

 コントレラス騎手は今回が短期免許による初めての来日で2勝をマークしたが、騎乗停止処分が決まったことにより、すでに帰国している。