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2016.2.29 18:23

【弥生賞】レース展望(4/4ページ)

朝日杯FSで、最後方から直線だけで全馬を差し切る離れ業をやってのけたリオンディーズ。皐月賞を見据えて無傷で突破したい

朝日杯FSで、最後方から直線だけで全馬を差し切る離れ業をやってのけたリオンディーズ。皐月賞を見据えて無傷で突破したい【拡大】

 この実績上位のキングカメハメハ産駒2頭に立ち向かうのが、ディープインパクト産駒の素質馬マカヒキ(栗東・友道康夫厩舎、牡)だ。デビュー前から調教で抜群の動きを見せていたが、10月京都の初戦をほぼ馬なりで楽勝すると、鼻出血明けで3カ月ぶりだった前走の若駒Sも2着に1馬身1/4差で完勝。ノーステッキでマークした上がり3ハロン32秒6は、記録が残っている1986年以降、京都内回り2000メートルでの最速だった。短距離で活躍する全姉ウリウリと違い、中距離でも楽に好位で折り合えるレースセンスがある。ここで前記2頭を打ち破って重賞初制覇を飾るようなら、一気にクラシックの勢力図を塗り替えて主役に躍り出るだろう。

 前記3頭の力がかなり抜けている印象で、明確な3強ムードが漂っているが、いずれも初コースだけにキャリアの浅さを露呈するシーンがないともかぎらない。その場合に浮上してくるのは、メンバーの層が厚かった寒竹賞を快勝したタイセイサミット(栗東・矢作芳人厩舎、牡)だ。東京スポーツ杯2歳S、朝日杯FSともに不利を受けて6、7着に敗れたが、前走はそのうっぷんを晴らすような差し切り勝ち。豊富なキャリアとコース経験がある点は、3頭にない強みだ。一角崩し=優先出走権を狙える位置にいる。

 札幌2歳王者のアドマイヤエイカン(栗東・須貝尚介厩舎、牡)も登録しているが、先週のすみれSで9着に敗れ、連闘でのエントリー。出否は未定だが、劇的な変わり身は見込みづらいのが現状だ。

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