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2016.2.29 18:23

【弥生賞】レース展望(2/4ページ)

朝日杯FSで、最後方から直線だけで全馬を差し切る離れ業をやってのけたリオンディーズ。皐月賞を見据えて無傷で突破したい

朝日杯FSで、最後方から直線だけで全馬を差し切る離れ業をやってのけたリオンディーズ。皐月賞を見据えて無傷で突破したい【拡大】

 2歳王者リオンディーズ(栗東・角居勝彦厩舎、牡)も春の大舞台を見据えてここから出陣する。2013年菊花賞、14年ジャパンCを圧勝したエピファネイアの半弟としてもともと注目度は高かったが、11月の京都のデビュー戦では掛かり気味になりながらも好位から押し切って快勝。それから29日目だった朝日杯フューチュリティSでは、最後方から直線だけでライバル15頭を差し切る離れ業をやってのけた。

 キャリア1戦での同レース制覇は1984年のグレード制導入後では初の偉業だったが、それにも増して競馬で与えたインパクトは大きかった。もう偉大な兄の弟と呼ぶのは失礼なのかもしれない。

 前走後は放牧で成長を促し、2月10日に栗東トレセンに帰厩し、「ひと回り大きくなってたくましくなりました」と前川和也調教助手。24日にはCW5ハロン68秒4、1ハロン11秒7を馬なりでマークと力強い動きを披露しており、2カ月半ぶりでも調整はいたって順調だ。兄はこの弥生賞で4着と初黒星を喫し、皐月賞、ダービーとともに2着で3歳春を終えたが、弟には兄超えの期待がかかる。また、コンビを組むミルコ・デムーロ騎手は先週の中山記念まで5開催日連続の重賞勝ちと手が付けられない勢い。土曜のチューリップ賞(ジュエラーに騎乗)もチャンスは十分にあり、その結果次第では武豊騎手が持つ重賞騎乗機会6連勝の大記録をここで更新するかもしれない。

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