中央競馬:ニュース中央競馬

2016.2.25 14:47

【リレーコラム】関西競馬エイト

 今冬も小倉競馬場に滞在出張しています。追い切りは実戦と同じコースを使うため、専門紙各社の時計班トラックマンも同じようにスタンドの記者スペースへ陣取って業務をすることになります。

 観覧席がガラス張りになっていることをご存じの方も多いでしょうが、当地に限らず各競馬場の一番高いところにある業務エリアは音や天候なども重要な情報として知る必要があるため仕切りがなく開口しており、半露天ともいうべき構造になっています。西南西を向いているここは冬の朝、玄界灘から皿倉山を経て吹き下ろす寒風が右寄りから叩きつけ(時には雪が手元にうっすら積もることすら!)、暖かさをもたらしてくれるはずの陽光は向こう正面を照らしてこちらへは届いてくれません。今年は例年に比べると暖冬傾向とあって比較的しのげた方でしたが、今朝(2月25日、木曜)は大変寒うございました…。

 そんな小倉競馬は先週日曜21日、前年比112%となる1万7000人を超す来場者。GIII・小倉大賞典が組まれ、東京でGIもあるからでしょう。久しぶりににぎやかな光景を見た気がします。ただ、本来はもっとたくさんの方にお越しいただけたと思うのです。これをごらんの方のなかにも、遠方から冬の味覚とセットで旅打ちを楽しもうと思っていたのに宿泊先のめどがまったくつかなかった、という方がおられるのではないでしょうか。この日は「北九州マラソン2016」の開催日でもありました。多くの市民ランナーの方が各地から参加されたため、かなり早い段階のうちに市内で20日泊の宿泊施設を押さえることが困難になっていたのです。

 北九州市にとって小倉競馬は長年、貴重な活性化の要素になってきたと聞きます。北九州マラソンも、新たなそれとして大いに期待されているようです。しかし冬の小倉競馬で一番集客が見込まれる番組と同じ日の開催で、どちらを楽しみにしていた来訪者も「定員オーバー」として弾いてしまう結果になったのは実に残念。事前に双方、うまく日程の調整がつかなかったものでしょうか。何とももったいない気がします。

明木正行(あけぎ・まさゆき) 関西エイト時計班 

前走・データ

本命

プロフィル

典型的なオグリキャップ世代。ニセ予想紙制作活動中、縁あってホントの予想紙を作る側に。いわばスタンドへ詰めかけた群衆から競馬の神様に無作為抽出された一人のファン。

予想スタイル

ミート打法の2番打者を目指し、2005年暮れからフォーム改造に着手。データも積極活用。的中を第一に、複勝圏の対象が印を回した馬で占有できるよう、心がけている。