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2016.2.22 18:10

【中山記念】レース展望(2/3ページ)

昨年の2冠馬・ドゥラメンテがいよいよ復帰。海外遠征を見据えており、どのようなパフォーマンスを披露するかが焦点となる

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 順調度なら1年先輩の皐月賞馬イスラボニータ(美浦・栗田博憲厩舎、牡5歳)が上。昨秋は毎日王冠→天皇賞・秋→マイルチャンピオンシップいずれも3着と勝ち切れない競馬が続いたが、レースぶりは悪くなかった。3カ月の休み明けだが、馬体はすっきりし、仕上がりは良好。こちらは4月9日の豪GIクイーンエリザベス2世S(ロイヤルランドウィック、芝2000メートル)に挑戦するプランがある。前走のマイルCSでゲート内の駐立に課題を残したため、中間はその点にも配慮しながらの調整。3歳秋のセントライト記念以来、久々の勝利を目指す。

 皐月賞馬はもう1頭、一昨年のロゴタイプ(美浦・田中剛厩舎、牡6歳)も出走する。皐月賞後は14戦未勝利ながら、このレースでは一昨年3着、昨年2着と好走。マイルCS9着以来3カ月ぶりの出走になるが、1週前追い切りでは上々の動きを披露している。今年も好勝負が望めそうだ。この馬は豪GIクイーンエリザベスSの他、同じロイヤルランドウィックで4月2日に行われるドンカスターマイル(GI、芝1600メートル)にも登録がある。田辺裕信騎手との新コンビで、どんなレースを見せるか興味深い。

 もう一頭、注目される4歳馬がリアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)だ。デビュー2戦目の共同通信杯でドゥラメンテを破ったが、皐月賞2着、ダービー4着、菊花賞2着と、3冠レースにはあと一歩手が届かなかった。そのぶん、陣営の今年にかける意気込みは並々ならぬものがあり、菊花賞以来4カ月ぶりのレースでも調整はいたって順調に進んでいる。レース巧者でコースに注文がつくタイプではなく、その点ではドゥラメンテをしのぐ存在。立ち回りのうまさを生かして結果を残せば、陣営が望むドバイ遠征にも追い風となるだろう。

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