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2016.1.12 19:00

【愛知杯】レース展望

前走のカウントダウンSを快勝したアースライズ

前走のカウントダウンSを快勝したアースライズ【拡大】

 今週16日から中京競馬が開幕。31日まで3週間にわたって開催が実施される。その初日となる土曜メーンは、4歳以上牝馬によるGIII愛知杯(16日、芝2000メートル)。古馬牝馬のレース体系改革によって暮れから1月に移ったため、2014年以来の施行となる。ハンデ戦という点は変わらないので、2005年以降に3連単7ケタ配当が3度も出ている波乱の傾向は続きそうだ。

 アースライズ(栗東・矢作芳人厩舎、4歳)は準オープンを勝っての昇級戦になるが、桜花賞8着、オークス4着、秋華賞5着と、GIで善戦してきた実績馬。GIIIなら格負けは感じられない。53キロのハンデも手頃な印象。今の充実ぶりなら、重賞初制覇のチャンスだ。

 マキシマムドパリ(栗東・松元茂樹厩舎、4歳)は昨年の秋華賞で3着に好走。続く自己条件(1000万下)を順当勝ちして、ここに進んできた。1600万下からの格上挑戦という形になるが、除外の心配もなく、ハンデは53キロ。左回りは2戦未勝利だが、サンスポ賞フローラS3着の実績があれば、気にする必要はないだろう。

 バウンスシャッセ(美浦・藤沢和雄厩舎、5歳)はムラ駆け傾向だが、フラワーC、中山牝馬Sと重賞2勝の実績馬。ヌーヴォレコルト&ハープスターを相手にオークスでも3着と好走しているように、左回りにも全く不安はない。今回はマーメイドS15着以来、7カ月ぶりのレースで、トップハンデの55.5キロ。マーメイドSから0.5キロでも軽くなったのは好材料だが、直前の気配が注目される。

 シュンドルボン(美浦・矢野英一厩舎、5歳)は500万下、1000万下、1600万下と3連勝してエリザベス女王杯に挑んだ。結果は7着ながら、勝ったマリアライトから0秒2差なら上々といえるだろう。左回り芝は【3・3・1・1】という巧者でもあり、GIIIでハンデ54キロなら侮れない。

 その他にも台頭の可能性を感じる馬は五指に余る。1000万下、1600万下と連勝中で勢いのあるハピネスダンサー(栗東・高野友和厩舎、5歳)=53キロ、差し脚がはまると怖いクインズミラーグロ(美浦・和田正道厩舎、4歳)=53キロ、安定感はないが、一発の魅力があるクイーンSの勝ち馬メイショウスザンナ(栗東・高橋義忠厩舎、7歳)=55キロ、左回りで少し力の要る馬場が合い、石川裕紀人騎手とともに人馬の重賞初制覇がかかるレイヌドネージュ(美浦・菊沢隆徳厩舎、6歳)=53キロ、ターコイズSで見せ場たっぷりの3着だったオツウ(栗東・須貝尚介厩舎、6歳)=53キロ、スタートさえ決まれば大崩れしないタガノエトワール(栗東・松田博資厩舎、5歳)=54キロ、距離延長が鍵ながら中京芝【1・2・1・1】と得意にしているアルマディヴァン(美浦・高橋文雅厩舎、6歳)=54キロ=なども軽視は禁物だ。

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