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2015.12.24 14:06

【有馬記念】枠順抽選 各陣営の悲喜こもごも(2/4ページ)

 いの一番に青木選手から発表されたのはマリアライト。蛯名正義騎手と久保田貴士調教師は「マリアのM」とMのボールを指名した。昨年なら一番に希望の枠を引けるはずだったが、ボールの中から出てきた数字は何と大外の「16」。さすがに蛯名騎手も声のトーンは明らかに落ち気味だったが、「こればかりはしようがない。もしかしたらいい方に向くかもしれないので」と前を向いた。その後に「欲しかった枠は?」と質問を受けた久保田師は「16です」とキッパリ。「やることは決まっていますから、レースを待つだけ。状態は変わらないですし、大丈夫です」と表情を引き締めていた。

 抽選で2番目に登場したのはサウンズオブアース陣営。「ミルコのMにしようと思ったけど…」と藤岡健一調教師は苦笑いしたが、ミルコ・デムーロ騎手の「D」を選択すると、9番枠に決まった。「いいですね。すごくいいスタートの馬だし、いいポジションに行けると思う」とM.デムーロ騎手。藤岡健師も「過去最高といえるいい状態。絶好調のミルコに任せて、いい競馬をしたい」と笑顔を浮かべた。

 3番目はアルバート。アンドレア・アッゼニ騎手は「3番か7番がほしい」と希望して、人馬のイニシャルである「A」を即座に選んだ。決まったのは6番枠。「ベリーグッド。ハッピー。レースのたびに成長しているし、初めてのGIだけど楽しみ」とアッゼニ騎手は期待を寄せていた。

 続いてはアドマイヤデウス。「ここ3戦ずっとピンク帽(8枠)だったので、ようやく納得できる枠に入れると思う」と岩田康誠騎手は内めの枠ゲットに闘志満々で臨んだ。その気合が伝わって、「I」のボールから出てきた5番枠に決定。「ホッとしています」と鞍上が胸をなで下ろすと、橋田満調教師も「流れに乗った競馬がしたいですね」と待望の内枠に笑みを浮かべていた。

 5番目に選ばれたのはゴールドアクター。「真ん中より内がほしい」という陣営の希望通り、「G」のボールからは7番枠を示す紙が。「精いっぱい頑張りたい」と負傷から立ち直って今週から騎乗する吉田隼人騎手。中川公成調教師も「隼人君がうまく導いてくれると思います」と鞍上にバトンを託した。

 歌手の北島三郎さんが所有することで話題のキタサンブラックが6番目。初騎乗となる横山典弘騎手は、オーナーからプレゼントされたというキタサンブラックの菊花賞ブルゾンを着用して登場した。清水久詞調教師が馬名のイニシャルから選んだ「B」のボールから出てきたのは11番という数字。「“1”が好きなので、2つ並んでいいですね」と清水久師がいえば、横山典騎手も「1・1でいいと思います」と呼吸を合わせた。

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