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2015.12.24 05:12

【有馬記念】破天荒!ゴールド、有終追いで有終Vだ(3/4ページ)

これが、芦毛の怪物ゴールドシップが絶好調時に見せる“サイン”。追い切り後に立ち上がり、内田騎手を振り落とそうとした(撮影・林俊志)

これが、芦毛の怪物ゴールドシップが絶好調時に見せる“サイン”。追い切り後に立ち上がり、内田騎手を振り落とそうとした(撮影・林俊志)【拡大】

 “吉兆”も現れた。追い切り後に突然、立ち上がったのだ。3連覇を目指した上半期の総決算・宝塚記念は大きく出遅れて15着、休み明けのジャパンCも10着と大敗しているが、両レースの追い切り時には気の悪さを見せていなかった。

 「オンとオフの切り替えはしっかりできている」とトレーナーが話すように、馬房では静かに寝ているが、今年の天皇賞・春を勝ったときに見せていたヤンチャな“地”が表へ。今月18日にも坂路で北村助手を振り落とそうとしており、引退を前にこの馬らしさが復活した。激走の予感を須貝師も抱いている。

 「前走は走れる状態にはあったが、有馬へのお釣りを考えていた。(宝塚記念での出遅れで)ゲート再審査になったこともあり、スイッチを入れていなかった。今は戦闘モードに入っている」

 有馬記念は過去1、3、3着。4年連続の出走となる。「この馬の能力を見せてくれれば、(優勝した)2012年のような走りができると思う」と内田騎手が期待を込めれば、須貝調教師も「大敗しても追いかけてくれたファンに感謝している。最後にリベンジしてほしい」と願う。

 GI6勝馬が、ファン投票1位の人気に応えて国内最強を改めて証明し、ターフを去る-その準備は整った。 (渡部陽之助)

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