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2015.11.3 14:15

【メルボルンC】人気薄の優勝馬は父も母も日本にいた!

 オセアニア最大のレースとして知られる伝統のGIメルボルンカップ(オーストラリア・ビクトリア州、フレミントン競馬場、芝3200メートル)は、24頭立ての最低人気(単勝101倍=同オッズが2頭)プリンスオブペンザンス(セン6歳)の優勝で幕を閉じた。1番人気に推されていたのは日本から参戦したフェイムゲームだったが、13着に完敗。終わってみれば、勝ち馬も日本に縁の深い馬だった。

 プリンスオブペンザンスの父ペンタイアは、1992年にイギリスで生まれ、現役時には愛チャンピオンSと“キングジョージ”、2つのGIを制覇。その後、種牡馬として日本に輸入され、クラフトワーク(GIIアメリカジョッキークラブCなど重賞3勝)やマイネルアムンゼン(GIIIエプソムC連覇)を送り出したものの、期待されたほどの成績は残せず、ニュージーランドで種付け生活を送っていた。

 また、プリンスオブペンザンスの母ロイヤルサクセサーは、アメリカ生まれの外国産馬として日本に輸入され、2歳秋に京都で新馬戦(ダート1200メートル)に出走。2番人気に推されたものの4着に敗れ、この一戦だけで競走生活を終えていた。その後はノーザンファームで繁殖牝馬となり、2勝を挙げたモンテフェニックス(父クロフネ)などを送り出した後、ニュージーランドに輸出されて、この大物を出したことになる。

 2着馬マックスダイナマイトの父も、日本で重賞2勝を挙げたグレイトジャーニー(その後、フランスで種牡馬入り)。日本馬2頭は完敗を喫した今年のメルボルンCだったが、図らずも日本の血統レベルの高さを証明する結果となった。

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