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2015.8.8 14:16

サンスポ樋山総務が馬連本線ゲットで3万900円

 【毎週復活! 万券総務】土曜札幌8R

 いよいよ、今年も「夏の甲子園」が開幕した。

 もっとも夏を感じさせるイベントだ。朝、自宅のテレビから流れる応援マーチの音楽で目が覚め、日中、外を歩いていれば、どこからか実況するアナウンサーの声がもれてくる。そういうわが家も、ほぼ終日、チャンネルは高校野球中継に固定されている。

 くしくも土曜日の競馬が行われる8月8日(大会第3日)の第1試合には、話題の清宮幸太郎内野手(1年)を擁する早実が登場。高校野球100周年の節目に出てきたスーパー1年生。競馬の前に、まずは高校野球というわけだ。

 今でこそ、ほとんど出張に行けず、会社に閉じ込められているが、ワタクシも現場記者時代、何度か取材にいったことがある。鮮烈な記憶として残っているのが入社1年目の1986年夏。もう、時効だからバラしちゃおう。

 当時の甲子園キャップは昼間からビールを飲んでいた。「なんて、すごいところ(会社)にきちゃったのか」。それが最初だった。大阪の同期にもすごい男がいて、取材エリアで大きな声を張り上げる。「お~い、最近、ジイちゃんかバアちゃん、死んだヤツおらんか?」。ネタは足で稼げ、どころじゃない。何とも合理的な方法(?)で取材をしていた。今なら間違いなく取材証を取り上げられるだろう。

 狭い取材エリアに全国から何百というメディアが大挙押し寄せる。テレビで映される試合後のインタビューをみてもらえばわかるが、記者が体を寄せ合うようにしてメモを取る。みんな汗だくだから、自然と肌が触れあって…最悪。首にタオルを巻いている人が多いのも、そういった不快な状況を少しでも緩和させようという自己防衛の側面もある。

 苦労の一方で、やはり高校野球はすばらしい。立っているのもおっくうな暑さの中、太陽の照り返しで気温40度近くになるといわれるグラウンドで投げて打って、走って、土煙をあげて滑り込む。人生で一番、体が動く時期だからできる奇跡。勝ち負けより、彼らの姿が感動を呼ぶ。

 ちなみに、もしもワタクシが定年までの間、「好きなところ3カ所に(出張に)行っていいよ」と会社から提案されたら(そんなことはないと思うが)、「ゴルフのマスターズ(オーガスタナショナルGC)」「夏の函館・札幌競馬2週間(うち数日はゴルフ取材も可)」とともに「夏の甲子園」をあげる。暑いわ、うざいわ、人の汗が気になる取材現場だが、それを差し引いても魅力のあるコンテンツ。高校野球100周年の今夏、どんなドラマが待っているのだろうか。みんな、がんばれ!!

 〈おいおい、甲子園もいいけど、お前も競馬の予想をがんばれ〉

 おっしゃる通り。高校球児に負けない予想(どんな予想だ?)を披露しましょう。

 【札幌8R】(3歳以上500万下、芝2000メートル、牝馬限定)。以前からいっているように、今年の3歳はレベルが高い。そんな3歳牝馬が中心になるレース。昨年末から注目してきたワタクシとしては、条件戦だからといってスルーするわけにいかない。

 人気だが、普通に走れば間違いなく勝ち負けになるのが◎⑭ロッカフラベイビーだろう。新馬戦から6戦すべて見てきた。全成績は【1・0・3・2】。あと1歩及ばないだけで数字以上の安定感がある。

 新馬戦(東京)を上がり33秒7で差し切り勝ち。昨年12月21日の2戦目(ひいらぎ賞、2歳500万下、中山芝1600メートル)は、脚を余した形でキャットコインにコンマ3秒差の3着だった。4走前(2月14日、クイーンカップ・GIII、東京芝1600メートル)は思い切り出遅れたぶん(コンマ4秒)だけ、またもキャットコインに届かず7着。オークス切符をとりにいった2走前(5月3日、スイートピーS、3歳オープン、東京芝1800メートル)は、コンマ1秒差3着の惜敗で大一番への出走はかなわず。前走(5月23日、カーネーションC、3歳500万下、東京芝1800メートル)も上がり3ハロン33秒4の末脚を繰り出したが、先行されたぶんだけ勝ち馬に届かなかった。

 「オークスを目指したぐらいの馬で、初の2000メートルでも問題はない」と水出調教助手。「いつもあとひと息の馬」ではあるが、逆に考えれば「いつもちゃんと走る馬」。500万下では力は一枚上だ。三浦皇成騎手への乗り替わりも、デビュー戦の手綱をとっているくらいだから問題ない。

 自慢じゃないが、先週の2日(新潟9R)に推奨した3歳牝馬のクインズミラーグロは牡馬相手に5番人気で2着だった。論拠のひとつが「ワタクシの今年のイチ推し、レッドマジュールちゃんを破っている馬」。マジュールは6月7日の1400メートル戦(3歳未勝利、東京)で、同日の1000万下と同じVタイムで初勝利。「500万下までなら今年の有力3歳牝馬はどのレースにおいてもV圏内」という“俺さま物差し”から、新馬戦でマジュールに勝ったロッカフラベイビーも十分に戦える。

 前走から2キロ減って斤量52キロ。あっさりまであり? さて、ここで勝ったら「高校球児のように元気になるため」、ステーキを食いに行くことにしよう。

 ◎⑭ロッカフラベイビー
 ○⑩トーセンナチュラル
 ▲⑮タッチングスピーチ
 ☆⑦バンゴール
 △⑯ウインアキレア
 △⑪ファインドヌーヴ
 △③サブトゥエンティ

《馬連》
 ⑭-⑩⑮⑦ 各1500円
 ⑭-⑯⑪③ 各800円

《3連単》
 ⑭→⑩⑮⑦⑯⑪③→⑩⑮⑦⑯⑪③(30点) 各100円

※結果…東京サンスポの樋山純総務が、馬連を本線で仕留めて資金3倍増に成功です! 3番人気の◎ロッカフラベイビーは2着に敗れましたが、チョイスした馬連は本線でヒット。20.6倍×1500円=3万900円を獲得しました。今期もここまで11戦4勝。夏の高校球児に負けない奮闘ぶりで、クリーンヒットを飛ばしました!

樋山純(ひやま・じゅん) サンケイスポーツ編集局総務 

直感

3連単

プロフィル

1963年生まれ。埼玉栄高~明治大学。天秤座、血液型A。2014年10月、編集総務に異動。それに伴いコラムタイトルも「万券本部長」から「万券総務」に変更された。ちなみに課長・島耕作ほど派手な出世ではない。「ガチンコ収支バトル」2013年第1ステージV。

予想スタイル

「最後まで一生懸命走る馬でなければお金をかける価値なし」で上がり3ハロン重視。そこに人生の理屈をこね足して中穴を狙う