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2015.8.5 15:14

【札幌だより】坂井りゅうせいくん

競馬学校騎手課程32期生で、栗東・矢作芳人厩舎所属の坂井瑠星(さかい・りゅうせい)君=18歳。今週から札幌で調教に参加。来年3月のデビューを目指して腕を磨いている

競馬学校騎手課程32期生で、栗東・矢作芳人厩舎所属の坂井瑠星(さかい・りゅうせい)君=18歳。今週から札幌で調教に参加。来年3月のデビューを目指して腕を磨いている【拡大】

 今週から札幌競馬場で、赤白の染め分け帽をかぶった少年が調教に参加している。競馬学校騎手課程32期生で、栗東・矢作芳人厩舎所属の坂井瑠星(さかい・りゅうせい)君=18歳=だ。

 父は南関東・大井所属の坂井英光騎手で、師匠の矢作師も大井生まれの大井育ちという関係で同厩舎に所属することになった。先週はアイビスサマーダッシュに出走したレンイングランドの追い切りに騎乗して、週末の競馬開催に合わせて札幌にやってきた。

 「トレセンでの生活も毎日充実していましたが、札幌は調教しているここで実際に競馬が行われるし、調教でコースを周回して4コーナーから直線に入ってスタンドを見ると“早く自分もここでレースに乗りたい”という気持ちになりました」と胸を躍らせる。

 開催日は朝の調教のほかにも、福永祐一騎手の付き人になって、多くのことを吸収している。

 「栗東では坂路で乗ることが多いけど、札幌はコース追いなので新鮮な面はありますね。でも、そのぶん難しさもある。9月に競馬学校へ戻るまでにたくさん経験をして、身につけたいです」

 競馬学校に戻ると卒業まで6カ月。その間に模擬レースや卒業試験など、やることがいっぱいある。騎手免許に合格すれば、来年3月1日付で新規騎手デビューとなる。

 「早く競馬に乗ってみたい。そのために、まずは騎手試験に合格すること。夢はリーディングジョッキーになって、重賞やGIを勝ちたいです!!」

 札幌での滞在中にいっぱい吸収して、それを模擬レースで実践して、いつかは父・英光さんを追い越すような一流ジョッキーに育ってほしいものだ。秋以降も、模擬レースなどで彼ら32期生の動向は取材していくので、注目してください。

片岡良典(かたおか・よしのり) 東京サンスポ記者 

直感 取材

本命、時々大穴

プロフィル

東京サンスポ所属。1968年生まれ。3年間の牧場勤務を経て、94年3月から関東競馬エイトの想定班でデビューし、01年5月から東京サンスポで老体にムチ打つ?

予想スタイル

コテコテの関西弁で昭和の匂いを漂わせながら“勝負になるの?”とせっせと取材する浪漫人情派。勝って欲しい馬に◎が本音。馬券は単勝、複勝と枠連と馬連。