【ダービー卿CT】モーリス、圧巻レースレコードV!

2015.4.6 05:05

 第47回ダービー卿チャレンジトロフィー(5日、中山11R、GIII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・外1600メートル、1着本賞金3800万円 =出走16頭)戸崎圭太騎乗で1番人気のモーリスが、後方から上がり3ハロン最速の33秒0の豪脚を駆使し、2着クラリティシチーに3馬身1/2差をつけて圧勝。1000万下から3連勝で重賞初制覇を果たした。タイム1分32秒2(良)は、2005年にダイワメジャーがマークした従来の記録を0秒1更新するレースレコード。春の目標は安田記念(6月7日、東京、GI、芝1600メートル)となった。

 外から1頭だけ次元の違う脚。マイル界に登場した新星モーリスは、まるで中山の直線に坂などないかのような走りだった。3連勝で重賞初V。一気に安田記念の本命へ駆け上がった。

 「見ての通りです。強いパフォーマンスを見せられました」

 戸崎騎手も文句の付けようがない完璧な勝利。課題のスタートこそ、今回もジャンプ気味になって遅れたが、前走までに比べればましだ。なにより「特にあせりはなかった」とジョッキーが言うように、後方2、3番手を悠々と追走して直線は大外へ。馬場は『良』発表でも雨で滑る状態だったが、お構いなしに上がり3ハロン33秒0の脚を繰り出し、1分32秒2のレースレコードで2着に3馬身半差をつけた。

 「フットワークの大きい馬ですが、馬場もまったく問題なかった。終始手応えもよかったし、すばらしい伸びでした。勢いよく勝っているし、GIでも楽しみですよ」

 ジョッキーは自信を持ってGI戦線に臨むつもりだ。大外一気での圧勝に次ぐ圧勝は、GI7勝馬ディープインパクトをほうふつさせる。

 今後は未定だが、春の目標は安田記念。混沌としていたマイル路線に登場したモーリスの勢いは、止まりそうもない。 (柴田章利)

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