通夜に参列した伊藤正徳調教師は「人柄を慕ってたくさん集まってくれたと思う」と語った (撮影・片岡良典)【拡大】
2月27日に急死が明らかになったJRA騎手、後藤浩輝(ごとう・ひろき)氏(享年40)の通夜が2日夜、茨城県内の斎場でしめやかに営まれた。密葬ながら、日本騎手クラブ会長の武豊騎手(45)=栗・フリー=や柴田善臣騎手(48)=美・フリー=ら約150人が参列し、故人をしのんだ。
喪主で妻のタレント、麻利絵(まりえ)さん(36)は「後藤浩輝は40歳で幕を閉じました。短い人生でしたが、100%以上の人生でした。私にとって最高の夫で、(1歳の)娘の珠々(しゅしゅ)にとって最高の父親。これからも後藤浩輝の笑顔を忘れないでください」とあいさつ。
師匠の伊藤正徳調教師(66)=美=は「何が(自殺の)原因なのか分からない」としながらも、「そう遠くない日にファンのみなさんを含めて(後藤騎手を)送ってもらう場(お別れ会)を作りたい」と語った。
葬儀・告別式は3日に行われる。