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2014.12.16 12:43

【有馬記念】オルフェ級ラストランはあるか!?

1年前の有馬記念はオルフェーヴル(左端)の独壇場。今回もここを引退レースとする有力馬がおり、再現が期待される

1年前の有馬記念はオルフェーヴル(左端)の独壇場。今回もここを引退レースとする有力馬がおり、再現が期待される【拡大】

 今年のファン投票第1位・ゴールドシップも、昨年は脇役にすぎなかった。それほど、1年前のGPはオルフェーヴルの独壇場だった。

 「最強のまま引退できる馬は少ない。だから、そうさせてみたい」という池江調教師の思いが乗り移ったような、衝撃の8馬身差V。当日行われた引退式を、自らの演出力で盛り上げるのだから、役者が違った。

 あれから1年。千両役者は最初の種付けシーズンを終え、北海道の地で静かに過ごしている。全兄のドリームジャーニーが種付け不振で心配されたところもあったが、「天才的」(繁養先の社台スタリオンステーション・徳武英介さん)とお墨付きを与えられるセンスで、無事に第二のサラブレッド生活のスタートを切った。

 最後の最後で、完成された強さを見せつけてターフを去ったオルフェ。もし、もう1年現役を続けていたら、今年の凱旋門賞はどうだったか? そんな思いを抱かせる、見事な引き際だった。

 世界ランクNo.1のジャスタウェイ、最強牝馬ジェンティルドンナなどがこのGPを最後に引退する。強烈な余韻を残す千両役者が、今年もいるのだろうか。(夕刊フジ)

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