第66回阪神ジュベナイルフィリーズ(14日、阪神11R、GI、2歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝・外1600メートル、1着本賞金6500万円 =出走18頭)ショウナンアデラの国本哲秀オーナー(71)=シナテック代表取締役社長=は、秋華賞(ショウナンパンドラ)に次いでこの秋GI2勝目(通算4勝目)。阪神JFは2004年のショウナンパントル以来2勝目となった。
「ラストで外から伸びてきたときは声が出ました。GIIIを勝つのも大変なことなのに、1シーズンでGIを2勝するなんて、本当にすごいことですね」とオーナーは喜びを隠しきれない。「来春もここに来ることができればいいですね」と桜花賞を見据えていた。
一方、生産者・下河辺牧場(北海道日高町)の下河辺行雄代表(43)もマイルCS(ダノンシャーク)に次いで、この秋GI2勝目。
「子供のときはきれいな馬でした。厩舎に入ってから体質の弱いところがあると聞いていましたが、よくここまでになってくれました」と、成長を喜んだ。1歳下の全弟は、「牡馬らしく、姉よりパワーを感じます」と、楽しみにしている。