【ステイヤーズS】デスペ、史上4頭目の連覇!

2014.12.7 05:06

 第48回ステイヤーズステークス(6日、中山11R、GII、3歳上オープン国際(特指)、別定、芝・内2周3600メートル、1着本賞金6000万円 =出走15頭)3番手を進んだ横山典弘騎乗で3番人気デスペラードが、最後の直線坂下から一気に加速。先に抜け出した4番人気ファタモルガーナを1/2馬身差で捕らえてV。昨年に続く連覇を達成した。タイム3分47秒8(良)。この後は有馬記念(28日、中山、GI、芝2500メートル)へ向かう予定。1番人気クリールカイザーは3着に敗れた。

 この舞台なら主役の座は渡さない。デスペラードが、ピュアーシンボリ(1981&82年)、スルーオダイナ(88&89年)、アイルトンシンボリ(92&93年)に次ぐ史上4頭目のステイヤーズS連覇を達成した。

 「連覇できてよかった。いつもは真面目に走らないけど、きょうはよく頑張ってくれた」

 ステイヤーズS現役最多の5勝目に横山典騎手から笑みがこぼれる。

 会心の騎乗だ。馬のリズムを最優先して中団を追走。勝負どころの2周目3コーナーでは他馬よりもワンテンポ遅らせ、1頭ぶん外に持ち出した。合図を送ると加速。残り100メートルでファタモルガーナを捕らえた。

 横山典騎手は「ブリンカーを着けて馬がヤル気になっていた」と話す。前走(9着)からブリンカー着用を進言していたのも同騎手で、今回は集中力が増した。

 次走は有馬記念が視野に入る。コンビで重賞3勝の横山典騎手はワンアンドオンリーに騎乗するため、「騎手はこれから探します」と安達調教師。デスペラードは昨年の有馬で7着だったが、今年は豊富なスタミナで“波乱の目”となる。 (片岡良典)

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デスペラード

 父ネオユニヴァース、母マイネノエル、母の父トニービン。鹿毛の牡6歳。栗東・安達昭夫厩舎所属。北海道新ひだか町・田中裕之氏の生産馬。馬主は市川義美氏。戦績は34戦9勝。重賞は2013年GIIステイヤーズS、14年GII京都記念に次いで3勝目。獲得賞金3億2397万6000円。ステイヤーズSは、安達昭夫調教師は03年チャクラ、13年デスペラードに次いで3勝目、横山典弘騎手は1999年ペインテドブラック、01年エリモブライアン、08年エアジパング、13年デスペラードに次いで5勝目。馬名の意味由来はアメリカ映画のタイトル名から。

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