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2014.11.5 05:01

【矢作芳人調教師 信は力なり】JBCの盛り上がり地方競馬全体に(2/2ページ)

 そして、何よりも重要なのはこの盛り上がりを継続することだ。昨年の金沢もそうだったが、当日だけ大きく盛り上がっても後が続かない。今回の盛岡をスタートとして地方競馬全体の継続的な盛り上がりを期待する。

 30年以上前、栗東に行く前はしばらく大井で仕事をしていた。その時には、地方から中央競馬に挑戦するなんて夢のまた夢であった。その後、関係者の尽力により現在の交流競走の体系が出来上がった。画期的な変化だった。

 しかし、それから歳月は流れ、交流の重賞競走も条件交流競走も大きな過渡期を迎えているように思う。ファンの皆さんが喜び、盛り上がるような新たな変革を時代は求めている。そして、それが地方競馬だけでなく、日本競馬全体の底上げと隆盛につながると考える。 (JRA調教師)

矢作 芳人(やはぎ・よしと)

 1961(昭和36)年3月20日生まれ、53歳。東京都出身。父は大井競馬の矢作和人元調教師。開成高を卒業後、豪州で修業し、2005年に調教師として厩舎を開業。JRAのGIは12年ダービー(ディープブリランテ)など3勝。200勝到達はJRA最速。JRA通算366勝(重賞18勝)、今年は47勝で全国2位(4日現在)。